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見えてしまう

数学でも卓球でも私が生徒を預かるとき、どの子もすぐにその良さが見える。
どんなに小さくても「こういう良さを持っているんだ」と、すぐに気づく。
もちろんその良さを伸ばしにかかるのだが、その過程でその子の限界も見えてしまう。
そんなもの見えないほうが楽なんだろう。明るい未来を信じて・・・みたいに・・・
しかし私は明るい未来が勝手にやってこないことは知っているし、
どこかへ行くだけでそれがあるなどということを信じてもいない。
それは自分で努力して、その一端だけでも手にするものだ。
そうさせようと願うほどに、それに影を落とすその子の限界が気になってしまう。
だから私の指導はその子の良さを伸ばすよりも、その子の限界を直すほうが多いかもしれない。
すべての子は自分の限界など知らない。それを知るには幼すぎる。
「努力する」といっても、努力の方法や方向性も知らないのが普通だ。
だから私はその子なりの努力の方法を考え、ひと時をその子とともに歩もうとする。
たかが私の考えなど間違っているかもしれない。常にその恐怖はある。
けれど長く生きている分、確かに経験も多いし、見える範囲が広いのは確かだ。
そういう指導に正解などないことも経験で知っている。
「さあ、どうしてやれればいいんだろう?」
今日もまた、それの繰り返しだ。

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