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壮大なる寺院 ②

ボロブドゥール
ボロブドゥール外観
(写真をクリックすると全画像になります)
ボロブドウール遺跡に到着すると、ガイドから聞いていたが、物売りが殺到する。
これはどこへ行ってもそうだが、ガイドがドアを開けるのを押しのけて品を差し出す。
物憂げな表情で何やら言うが、もちろん言葉はわからない。
歩いていても物売りはしつこく付きまとうし、黙って手を差し出す乞食も多い。
遺跡の入り口では腰に巻く腰布を貸してくれる。膝より上の肌を出してはいけない。
私と真子は膝上5センチだがそれでもだめだ。私に比べたら白人系の旅行客女性はどうだ!
半数ほどは腰骨と股をかろうじて覆うだけの短パンで、へそは出てるし、
「その下にパンツは履けるの?」と言いたいほどのものだ。全員腰布着用。
これはどの寺院へ行っても、中に入るには要求されていた。
かつては湖の底だった坂道をゆっくり登っていく。
観光客はすごく多く、物売りの屋台が並び、足裏マッサージもしている。
30分で500円ほどらしい。インドネシア通貨で50000ルピア。
通貨はざっと円の100分の1で、ちょっと勘が狂う。
遺跡の階段へ来た。見上げると壮大な寺院だ。すぐに康太の携帯から写真もアップできる。
ストウーパ(仏塔)の数がすさまじく、いったいいくつあるのだろう?
その中にはたいてい仏の石像があるが、半数ほどの首がなかった。
オランダ人が土産にと切り取って持ち帰ったのだという。
仏塔の窓は上へ行くほど小さくなる。大きいほど邪心が入りやすいらしい。
頂上から下3段目ではひし形の小窓の鳥かごみたいになる。
その上では正方形で安定し、頂上では窓がなくなる。もう邪心の入らない解脱だ。
ホテルにあった鳥かごみたいなものは、この仏塔だったのだ。
ものすごく広く、高さもある寺院だが、建物ではない。中に部屋はない。
丘に石を積み上げて作った寺院だ。中に部屋のないピラミッドみたいなものだ。
頂上の窓のない仏塔の周りを僧侶は3周し、祈りをささげるという。
私たちも同じように3周し、祈った。改めて景色を眺めてみる。
丘のてっぺんなので周りのすべてが見える。
1200年前には周りは湖で、その向こうに森や山が見えたのだろう。
世界遺産ということではなく、寺院や風景の美しさに、感動を越えて放心状態になった。
一般市民は日本人と同じようにずるくて、真面目でもあり、いい加減だが、
日本人よりも仏やヒンドウーへの宗教心は強いように感じられた。
旅の間にそれは、ますます強く感じていくこととなった。

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