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怒鳴る親父

日・月の2日間、城陽市体育館で卓球山城大会が行われた。
初日は団体戦。女子は男山二中と黄檗中が群を抜いている。
少し残念だが、ほかの中学とは試合にならないほどだ。
その二つはというとほぼ互角だが、2年生ばかりの黄檗中の選手層が薄い。
決勝は真っ向勝負でカリンとアオイちゃんのエースがトップでぶつかった。
この二人は去年2勝2敗の五分。
カリンが2セット連取し、3セットも10-8と2マッチポイント。
そこでカリンは安全策を取り、ボールを置きに行った。このクラスだとそれは見逃さない。
見事に盛り返され逆転。4・5セットは腕が縮んでしまい、逆転負け・・・
最後もポイントを取られた瞬間、カリンの目からはぶわあっと涙があふれた。
サキが2番を取ったがやはりダブルスを落とすのが大きく、1-3で敗れた。
京都大会へは行けるのでこれでいいが、カリンの負け方が気になった。
「おまえ、受け身になっていないか?負けるのを怖がってるだろう?」
全日本ランカーということが無意識にも影を落としている。
「お前はまだ2年生。こういう大きな舞台で強い相手とやれるのは幸せなんだぞ。
 どんどん立ち向かっていかないとダメだろ。強い相手の胸を借りて、
 チャレンジの気持ちを忘れてはいけない」
翌日の個人戦にはカリン・サキ・ジュリ・フユカの4人が出場。
それぞれにアドバイスするが「声を出して、元気さで負けるな」は同じだ。
サキとフユカは耐えに耐え、粘りに粘るプレーでベスト8。6人が京都大会へ行く。
サキはベスト4に入り進出決定。フユカは順位決定戦で5位になった。
決勝はカリンとアオイ。この二人が別格。
今度はアドバイスもよかったのか、カリンが元気だ。声がよく出ている。
技術的なアドバイスもしたのだが、きっちりと実行できている。
それに加えて、観覧席からの私の怒鳴り声。「よし!いいぞ!!がんばれ!どんどんいけえ~!!」
いつもは沈着冷静を「装って」いる私だが、興奮すると本性丸出し。
国際大会でこんなに騒いだら、会場からつまみ出されてしまうだろう。
3-1でカリンが優勝。今度は相手の目からぶわあっと・・・
代表6人は黄檗と男山が3人ずつ。やはり差はなく、どちらも必死に頑張るだけ。
決定戦で負けて京都大会へ行けない選手はつらい。
外の通路でタオルに顔をうずめずっと泣いている。じっとそばで見つめる仲間・・・
つらいシーンだが・・・なんて美しいのだろう・・・・
勝った選手は大喜び。サキとフユカはニコニコと表彰式へ行った。
カリンは洗面所で顔を洗ったのか、ほほをポンポンとたたきながら出てきた。
勝利の握手。とてもうれしい。興奮させてもらった。
この勢いで、さあ、京都大会は2日後だ。

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