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心のフォーム

「天才に教育はいらない。何でも自分でやってしまうからだ」
まだ見たこともない、どこかにいる天才はそうなのだろうか?
では、我々のような凡才には教育は必要なのだろう。それはどのようなものか?
中3は難しい時期だ。受験もあるが、学びの質が変わり始める時期でもあるからだ。
基本的に中学までは「現場に出る前に、道具の名前くらい覚えておけ」でいいはずだ。
その道具の意味や使い方は高校で練習し始める。そこに質の違いがある。
中学までは、まあ、意味も分からず丸暗記だけでも許される。
しかし中3は「端境期」であり、その意味を問う練習も少し始まっていく。
2次方程式は今までさんざんやった因数分解の2乗公式を利用する。
今までは形の丸暗記だったが、今度はその形を少し詳しく理解しないといけない。
やることは同じなのだが、それが・・・同じに見えない中学生は多い。
どんなに詳しく説明し、例題もたくさん解説しても、黒板に立つと
何度もノートを見返し、それでもでたらめを始めてしまう。同じには見えないのだ。
目の見えない子に赤と黄色の違いを説明するのは難しい。この場合もそれと同じだ。
とりあえず少し練習させ、復讐の宿題を出して様子を見る。
すぐに同じに見える子もいれば、相変わらず形だけの子もいる。
ほめたりおだてたり、怒鳴ってぶん殴ったり、ありとあらゆる手段を使って少しずつ積み上げる。
そういう作業を通して生徒が学ぶのは「自分はどうすれば見えるようになるか」ということだ。
それは心のフォームと言っていい。自分はどうすればいいのかを探る。
まあ、受験には点数も必要なのだが、本当にはそのフォームを作るほうが重要だ。
それさえできれば、それは点数評価などできないもんだから。
中3クラスの心のフォームは高いレベルで仕上がりつつある。
もう少し鍛え上げて最後は・・・点数にもつなげるのも、さあ、大変。

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