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101回目でも失敗する

知らないことは人に聞けばいいのだが、中・高校生の場合、聞くだけで身につくかは難しい。
前もってどれほど考えていたかでそれが決まるようだと、長い経験から学んだ。
よく考えた後でつながらなかったことを指摘されると「あ!そういうことか!」と納得する。
考えてもいないと「ふん、ふん」と聞くだけで、すぐに忘れてしまう。
たとえ100回同じことを説明しても、きっと101回目も同じ失敗を繰り返してしまう。
非効率なことこの上もない。うんざりするほどそういうことを繰り返して、さすがに私も学んだ。
聞くことが学びではなく、よくわからないことをいかに考え続けるかが学びだと。
だから「質問受付塾」はたいてい生徒を伸ばせないのが実態だ。
残念ながらよく考えて質問に来る生徒などいない。質問することも持たないで行くのだから。
それでこちらから何かを説明しても、101回目が待っているだけだ。
だから私はなるべく考え方の構造は徹底して解説し、解き方はあまり言わないようにしている。
解き方は何通りかあるし、それは聞くものではなく自分で考えるものだし、それを学びという。
生徒は授業前に宿題を黒板に発表しておくが、それを見れば考えてきたかどうかはすぐわかる。
正解しているかどうかは問わない。自分の考えで解いているかだけを問う。
「ここは不器用だけど、ま、よく考えてきたな。これもいい。けど、こうすればどうだ?」
2~3通りの進め方などすぐに出てくる。時間をかけて考えてきた生徒には驚きの連続のはず。
1分ほど問題を眺めて「わからんかった」という生徒の顔は、ぼ~っとしているのでわかる。
「お前は、勉強するということも意味も感覚もわかっていないな」
そういう生徒には叱っておく。それを繰り返してもわからなければ、もうお手上げになる。
まれにはそういう生徒もいるが、そういう子は早く別の道を探したほうがいいのかもしれない。
今の中1は始まったばかりだから、タケルがそういうことをわかりそうだくらいしかわからないが、
中2以上は高3まで、学びの意味を非常によくわかってきたと思う。中1もそう育てたい。
中学は先週が中間テスト。中3の修学旅行はあるし、今週は高校の中間テスト。
バタバタするのは来週の頭までかな?その後は落ち着いて、いつもの授業に戻れるだろう。

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