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競馬

「けいば」ではなく、「きそいうま」と読む。上加茂神社で馬が走ると言うので出かけてみた。
真子は予備校で試験監視係のバイトなので、女房と康太の3人でまずは腹ごしらえ。
北大路通りのハンバーグ屋さん。人気の店らしく30分ほど待つ間は
正面の山に見える「大文字」の跡に見入る。手で触れそう。
店に呼ばれると、ハンバーグにもうひと品付けて1100円。私はトンカツで、他はホタテフライ。
とてもうまくてボリュームも十分お腹いっぱいになる。何で木幡にこういう店がないんだ?
お昼を堪能した後もうひと駅地下鉄に乗り、北山駅から街中を歩く。
閑静な住宅街だが、神社のそばまで行くとさらにびっくり。
幅2メートルほどの浅い川を流し、小さな橋を渡って入る家の、なんとでかいこと!
神社の神官たちが住んだ家だそうだ。いくつも連なり、見学出来るところもある。
自分が住もうとも住めるとも思わないけど、住んでる人はどういう気分なんだろうね?
ほどなく上加茂神社で、中へ入るとすでに大勢の人がいる。
小さな川では地元の子供たちが水着を着て遊んでいる。暑い日だからね。
競馬は2時からで、10分前に着いたが、なかなか始まらない。
日本語と英語でこの習わしの説明を色々としている。
ふと、昔の神官の服装で6人ほどが現れた。一人は子供だ。
小さな台に鐘と太鼓がつるしてあったが、子供と御爺さんが前に座る。
ひときわ高い矢倉には二人の神官が登り、競馬場の方を見やる。何をするのだろう?
馬に乗った若者たちが姿を現す。貴族の服装だが、皆高校生くらいか。
一人が「わあ~、わあ~」と大声で叫びながら馬を走らせた。さらにもう一人。
神様に競馬を知らせるために大声で走るのだそうだ。高校生がたくましく見える。カッコいいねえ。
いよいよ競馬だ。2頭が同時に走る。一方を左方(さかた)、もう一方を右方(うかた)という。
少し間を開けて走り出し、後ろが差を縮めたかどうかで勝敗が決まる。
どちらも勇ましく「わあ~」と叫びながら走らせる。「我が走っているぞ」と神に伝えるのだ。
鐘と太鼓の台座は左右に同じようにあり、競馬を終えると馬に乗ったままそこへ行く。
「ただいまの競馬、いかがでござる?」騎手が問う。勝敗を見届けるのが矢倉の二人だ。
台座の神官に伝えられ、「勝ちでござる」となると、1枚の布をもらい、鞭の先でくるくる回す。
「お負けでござる」と言われると、すごすごと帰る。
勝つと馬から降り、競馬場の神様のところへ報告に行き、神官から何かを受け取って
意気揚々と引き上げていく。高い台座に座り、次の競馬を見守っている。
もう、何百年も続く競馬。ほんの200mほどを走るだけだが、
大声を上げながら馬を走らせる姿は美しく、迫力もあってすごく良かった。
宇治という洛外だからか、こういう楽しみは知らなかったねえ。来年もまた来よう。

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