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新学年へ

中学1・2年はそろって次の学年の内容に入った。
中学では初めの単元はすべて「演算」だ。多項式の演算を眺めてみると面白いですよ。
中1では 3(2aー4) 中2では 3(2a-4b) 中3では 3c(2aー4b)
ふふふ、少しずつ文字が増えて行くのがわかるでしょ?3年でこれだけしか変わらないのですよ。
少しずつ発展させて行く。これって、うまく出来てるんですよ。
中1でも理論は教えるのだけど、本当には理解なんか出来てないですね。
「なんとなく形を覚える」だけの子がほとんどだ。計算もよく間違うけど、先に進む。
そして中1の後半は座標と図形。文字式なんかほとんど出てこない。ところが・・・
中2の演算に入ると・・理解が進んでいる。正確になるし、スピードも速くなっている。
1年間に色々なことを学ぶうちに、理解力自体が伸びているからだ。
ルイなんかあっという間に40この計算を済ませ、一つも間違わない。
ううう・・・この才能の半分でも、兄のユウキにほしい・・・・・・
皆が嬉しそうに計算する。伸び伸びと計算する。
でも、この後は大変だぞ。指数法則・直線の方程式・図形の証明・確率・・・
「ビシッ!バシッ!ゴキッ!」って鍛えて行かないと。

それも過ぎて中3に突入すると・・・上に書いた「3年の変化」を説明する。
「え?そうやった?その式、なかったっけ?」
1年の時には黒板の前でただ立ちつくしていた。
2年ではほんの少しだけ、意味もわからずさわっていたソウタが・・・
黒板いっぱいに解答を書いて、「先生、出来ました」
ソウタが「出来ました」と言うのは・・・初めてだ。しかも・・全部あっている!
いったい何が変わったのだろう?
いつも遅刻していた。話が聞けなかった。ノートも取れない。考えられない。
「ボケ!アホ!カス!」鍛えて行った。
10分前に教室に来るようになった。
食い入るように話を聞き、せわしなく手を動かせてノートに書き込む。
黒板について式を写し、「だから・・・」と考える。
変わったのはそれだけだ。
いつまでも「自分の好き勝手に」と言う子は淘汰され、やめて行く。
皆のほほが少し赤くなる。
「これ・・・こういう意味やったんか」理解出来ることに興奮しているのだ。
そうとも、そういうことだったんだ。さあ、発展させつつ、同時に復習し、まとめて行こう。
これからが本当に面白いんだ。今まではその準備をしていたんだ。
ソウタがどこまで理解を深めるかはわからない。さほど深くへは行けないかもしれない。
けれど、遅刻しなくなった。話が聞ける、考えてみることも出来るようになった。
そういう「数学じゃないもの」がすごく伸びている。
まだまだ「そうとちゃうやんけ、どアホ!」なんてやるのだろうが、
間違いなく私もソウタも、そういうことが楽しくて仕方なくなるだろう。
新学年・・力いっぱいだ。

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