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早くも正念場

真子は数学と化学の宿題レポートに「再提出」をくらい、頭を抱えている。
数学は極限値の問題を論証するもので、論証に慣れていないから大変だ。
ノートを見返して「このパターンはこうなるはず」「何でそうなるの?」「・・・・・・」
ここは早くも正念場だ。そこは理解しないと、今後数学は「丸暗記でしのぐ」ことになってしまう。
まあ、薬学に何でこんな数学がいるのかはわからないけれど、理解の方向性を教えているのかな?
「通学に時間がかかって勉強の時間がないし・・・」
ぶつぶつ文句を言うが、それは時間を見つけないと。電車の中で読み返すとか・・・
「数学の先生は説明が速すぎるし・・・」
それは京大にもすさまじい先生がいたけれど、康太はことごとく「優」を取って行ったもんね。
なるべくその場で理解を進めて疑問や不確かなことを残さないようにできればいいけど・・・
真子達薬学は基本的に単位を一つも落とせない。すぐに留年させられる。
それはミユが通う看護学校も同じだ。単位を落としたから、来年それだけを・・ができない。
勉強することが多過ぎて、毎年授業がぎっしりで、翌年に落としたものを入れる枠がない。
だから留年して「それを取ってから次の学年へ」ということになってしまう。
身体と病気のことは医学部と同じだけ勉強しないといけないし、
日々進歩する薬や看護のことも専門的に学ばねばならないし、
さらに数学だ物理だ・・・なんて、そりゃあきついわねえ。けれどそういう学部に入ったんだ。やり抜くしかない。
早くも学問の洗礼を受けた真子だが、もうゴールデン・ウイークだし、
それが開けるとあこがれのアパートで通学時間はほとんどなくなるし、楽になるわね。
私もこの連休はゆっくり休もう。原因不明の咳が二ヶ月以上も続いているからね。
京都市美術館へでも行ってルノワールの絵をいくつか買ってこよう。
お互い心と身体をリフレッシュさせる連休にしようか。

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