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賢さを育てる 

大学の工学部へ入れば、そりゃあ数学や物理を死ぬほどやらされるだろう。
文学部だと嫌になるほど本を読むのかな?英語科だと英語をどっさりやらされるだろう。
そんなことは当たり前だけど、そうは思っていない生徒も多いようだ。
2年ほど前にも聞いた話だが、英文科へ入った子がすぐに、
「こんなに英語ばかりをやりたくない。他のこともやりたいからやめる」とやめたそうだ。
その子はひょっとして、勉強は高校までで、大学では楽に出来ると思ってたのかな?
冗談じゃあないですよ。高校までは「九九レベル」の基礎で、まだ使いものにならない。
どっぷりと専門を勉強させて、とりあえずはそこで考えごともできるようになって、
徐々に他のジャンルへも広げていく。我々凡人はそうでもしてもらわないと、賢くなれないですよ。
ところが時代がそういう賢さを拒否しようとする。
少子化でどの子も「小皇帝」でたんまりと世話を焼かれ、スマホやパソコンで全能感に浸れる。
何も嫌なことなどしなくても、何でもできると思っても不思議はない。
けれどそれは「自分はまだ何も知らない」ことを知らないままでいるだけだと思う。
だから大学で「これくらい知ってないと講義にもならない」とどっさり提示されると逃げ出すんだ。
私立だと初年度に親は200万円ほど支払ってるんでしょ?
それを1ヶ月で逃げ出して、何とも思わないのが私にはわからないよ。
親にすれば、そうしてやるのが親の愛情?そんなもの愛情ではないね。
18歳でそれをやると、30でも40でもそうしますよ。立派なニートだ。かなりな悲劇。
そうならないように賢さの方向を育てることに愛情を注ぎたい。
こっちが懸命に説明してるのに、鉛筆の先を眺めてぼんやりしているガキには、
「大人が必死に説明してんだ!話も聞かないとはどういうことだ、バカもん!!」
さっそく中1にも雷を落とした。それが愛情だと思っている。
でも今はそういう愛情は「パワハラだ」とかで排除されるんだっけ。
どう言われてもいいけど、そういう愛情でないと育たない子もたくさんいるんですよ。
もう、数学を使ってそういうことばかりをしている。
怒鳴られても話が聞けない子や、学校と進度が違って点数にならないという子は来ないでほしい。
普通の子に対応するだけでもへとへとで、そういう子に対応する体力もない。
自分の未熟さ、ものの知らなさがわからない子を見るのは悲しい。
それに気づかず大学をすぐやめる子を見るのも悲しい。
そういうことがないよう、日々の授業を頑張っている。

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