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柔らかな顔と 明るい声と

月曜は新中1の初英語。4人だけど、誰も来ないかと心配してたんだ。
私の初数学が硬かったからねえ。みんな嫌になったんじゃないかと・・・
算数で1を食らって嫌になって、無気力になった子がいると聞いた。
詳しい事情は何も聞いていない。特にどうこうしようとも思わないけど、声くらいかけないとね。
小学校なんて人生の夜明け前。目覚める前の夢にうなされたからって、騒いでも仕方ない。
「いいかお前ら、小学校の成績なんて意味ないんだからな。中学からは勉強の質が変わる。
 どうさわるのかは先生が教えてやるから、一から精一杯勉強するんだぞ」
・・・無理だ。まだ小学生の子に、そんな難しい話がわかるはずがない。
それがわかっていて言うからしどろもどろになっていただろうし。
テレビだときれいなお姉さんがどんなことでもわかりやすく説明しちゃうし、
行きさえすれば誰でも東大・京大に入ってしまうのにね。
悪いなあ、先生はそれを信じていないし、できもしないんだ。
数学を使って説明するのに何年もかかってしまうんだ。しどろもどろだからね。
タツキの母エリコは卒業生。タツキがインフルエンザになってしまったと連絡してきた。
「数学がすっごく楽しかったって帰ってきましたよ」 ほ、本当に?俺は大失敗の授業だと思っていたぞ。
リュウヘイがやって来て、玄関に入るなり柔らかな笑顔で笑った。
「横山先生、リュウヘイが来ました!」 嬉しくなって大声を出してしまった。
カホが、タケルがやはり柔らかな表情でやってくる。よかった、来てくれた!
高校入試だったアリサも電話をかけてきた。 「無事、終わりました」
学校でのことで落ち込んでしまい、受験前なのに学校へ行けなくなっていたんだ。
冬期講習にも来られなかったのは痛かったけれど、3年間積み重ねたものを信じるしかなかった。
思ったより手ごたえがあったようで、久しぶりに声が弾んでいる。
「うじうじしてんじゃねえ!」 怒鳴ってばかりだったけれど、ようやく元気になってくれた。
大学発表前で気分が重い中、この子達の笑顔と明るい声が私を支えてくれる。
今日は大学中期試験で、皆が出かけて行っている。真子も名古屋へ行った。
工芸繊維大の発表だから、お昼に連絡を受けたシンヤは試験途中で帰って来るのだろうか?
明日は真子とアオトモの発表。私は真子と一緒に結果を受け止めてくる。
どうなっていても悔いはないが、できれば・・・さくらが咲いてほしいと願ってはいる。

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