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仕事

カンナはエリート校の受験に落とされてしまったが、中期試験があるので昨日も勉強しに来た。
後ろをジュンもついて来ている。え?ジュンも地元高校を落ちたのか?
「受かってましたあ~♪」・・・やれやれよかった。結果ジュンだけが合格し、5人が中期へ回る。
ま、中期ではほぼ大丈夫で、カンナもジュンと同じ高校になる。
この二人を見ていると将来も元気に社会へ飛び出して行くのだろうと安心感があるのだが、
中には悩み多き卒業生もいる。そんな一人からメールが来た。
数学だけにしがみついて大学まで来たのだが、大学院を2度落ちて就職活動中。
「やりたいことが見つからず、悩みは深まるばかり・・・」
テレビの宣伝に毒されてるね。やりたい仕事なんて、ないですよ。見つかりもしない。
現場の仕事を何も知らないから「○○がしたい、なりたい」なんて言うんでしょ。
私も大学生の頃はどうして大人が毎日同じ仕事を続けられるのか不思議に思ったもの。
社会へ出ても「どうして主任は楽しげにこれがやれるんだろう」って。
退屈だし、きついし、面白くもないし・・・これをずっと続けるのか・・・?
この歳になるとわかるね。自分がその面白さ、責任を見つけられなかっただけだって。
最初から自分に合う仕事はない。誰もが無我夢中でやり続けるうちに、馴染んでくるんだ。
けっこう売れているお笑い芸人も本音を言ってましたよ。
「僕はそもそも面白い人間ではないし、懸命にはやらせてもらってるけど、特にお笑いが好きでもない」
例外は常にいるけれど、それは無視して、誰にとっても仕事ってそうじゃないかな。
私も現場監督を続けてもよかったんだけど「儲け至上主義」の会社の体質に我慢できなかった。
高校の教師になろうとしたけど2度落とされて、やろうとも思ってなかった塾をやることに。
助けられたのは生徒と共に「本当のもの」を探し続けられたことだ。
その答えなど見つからないけれども、いまだに無我夢中でやらせてもらえる。
私の天職だったとは思えないけれど、それができることを幸せと言っていいと思う。
「まずは働いてみろ。何でもいい。見えてなかった社会や仕事が見えるようになるから」
返信にはそう書いておいた。

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