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淡々と

真子はこの4日間、夜の5時半から9時まで予備校で物理の講義を受けている。
通常の授業はほぼ年内に終わっていて、新たに申し込んだ冬期講習だ。
さらに金を取られるのは腹立たしいが、日程的には上手に口座を置いている。
数学・物理・化学・国語・・・2次に必要な教科を取らせ、緊張し過ぎず、緩まず、
適度に刺激を受けるように置いてあるわけだ。私も過去問の数学を15年分ほど渡しておいた。
2005年以前の問題には去年から復活した「複素数平面」の良い問題が出ている。
そこまでやっておけば、もう、やれることはすべてやったことになる。
物理の講座にもたくさんの受験生が出席しているが、どの子も同じではない。
同じ問題をやっていても「理解・整理」が進む子と「上滑り」する子に分かれてしまう。
上滑りする子は問題を「考えて」はいない。答えを見ているだけだ。
その差は、この1年を・・・いや、ひいては高校の3年間をどう過ごしていたかによる。
どういう方向を向き、きちんとした学びを、どのように積み重ねてきたのか。それが問われる。
積み重ねてこなかった子は自分で進むことができず、与えられたものをやるだけだが、
整理の仕方を知らないので何も残らない。漠然とした焦りがあるばかりだろう。
真子は病気で、実質高2・高3の2年間を満足に勉強できなかった。今が高3と同じ状態だ。
幸いだったのは中学の間に学びの方向性ができていたことと、退院後にも
方向性だけはサポート出来たことだろう。理科などは全部自分でやらねばならなかった。
それがどういうことで、どれほど大変かは、言葉にすることなど出来ない。
言うとすれば一言「そんなことできるはずがない」でいいだろう。それをやってきた。
私にも信じられないほど数学と理科の理解が進んだ。これでもダメならもう「仕方ない」だ。
昨日も朝早くからトモヤや中3・3人娘達がやって来て仕上げにかかっていた。
それぞれの高さを目指して登って来ているのだが、足取りは真子と同じだ。
教師は見つめていることしか出来ない。自分の足で登るしかないのだから。
しかし私は知っている。それで鍛えた脚は、受験もそうだが、その後に役に立つことを。
真子にもその足がなければここまで登れなかったし、4月以降にはさらに加速できるだろう。
どの子も受験結果には関係のないところまで登って来ているのだが、もちろん、
結果でも負けさせるつもりはない。
頑張れ。入口はもうすぐそこだ。

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