FC2ブログ

叱られ慣れない

サッカーの「キング・カズ」こと三浦選手は今年49歳になる。
「20代の若手と差を感じませんか?」と聞かれて、楽しそうに答える。
ミーティングで監督が強めに檄を飛ばした。そもあと皆で着替えていると若手が、
「いやあ~カズさん、まいりましたね?監督が突然切れるんだもんね」
「へ?どこで切れてた?確かに少しだけ強めに言ってたけど、あれは切れては・・・」
「そうですか?あれは切れてましたよ。めちゃくちゃ言ってたもの」
そこに三浦はすごいジェネレーションギャップを感じたという。
三浦の先輩、釜本選手の時代だと、サッカーだけでなくどのスポーツでも叱られることが普通のことだった。
試合に負けでもしたら「すぐやめちまえ、この役立たずどもが!」何時間でもボロカス・・・
勝っても「あれもダメ、これもダメだ!」が普通。
あまりに完勝すると「まあまあだ!」が最高の褒め言葉だった。
三浦もそういう時代に生きて来たのだが、20年ほどですっかり変わってしまった。
今の監督がきつく言っても、叱られるという部類にも入らないのだろう。
だから「へ?どこか切れてた?」になる。
同じように大学もすっかり変わってしまった。広い教室でも教授はマイクも使わない。
学生が少しでもざわつくと声が聞こえなくなるのだが、それでも使わない。どうして?
「マイクを使っても、君らの点数は変わらない。少しも賢くならないからだ」
必ず10枚程度のレポートの宿題が出て、1度でも提出しないと単位はくれない。
全部提出して年末テストを受けても、60点以上でないと、これも失格。
「コンクリート工学」この1教科のために6年生は普通にいたし、私の友人は8年かかった。
こんな教授は私立大にはもう・・・いないだろう。いれば教授の方が叱られる時代になった。
ほとんどの大学は「レジャーランド化」し、楽しいとこになった。
叱られてばかりよりは楽しい方がいいに決まっている。
けれどそうなってはっきりしたのは「学生の学力低下」だ。それも間違いがない。
私は三浦選手が好きでもないが、若い選手に比べればはるかに「まし」だ。
極端なレジャーランド化はひ弱さを生む。
日本みたいな島国が、学力もスポーツもこれでは、どうやって生き残るのだろう。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

河原

Author:河原
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR