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一瞬の頂点

マラソンの瀬古選手を育てた監督が、生前、インタビューに答えられていた。
「マラソンの試合はそう何度もできるもんじゃあない。人体の限界を越えて鍛えるから。
 そのままの状態で日常を過ごせば、すぐに壊れて死んでしまう。
 マラソンとはそういう状態で走るわけです。だからその一瞬だけその状態にする。
 マラソンが終わったらすぐに身体を日常の状態に戻さねばならない」
受験も点取りという意味ではキリキリに鍛え、それとほぼ同じ状態になる。
計算ミスのチェック、時間配分、どれが解けてどれが解けないか・・・異常な精神状態だ。
子供を鍛える上では必要な面もあるが、そのままでは生きていけない。
だからやはり受験の一瞬だけそういう状態にする。その仕上げが冬期講習だ。
府立高校の入試は6問ほどで、2問はとても難しく、4問はたいてい解ける。
問題は時間。40分か1時間しか解く時間がない。考えたり見直す暇もない。
難しい問題とは、習った理論の二つが合わさっている。それだけでややこしい。
一つ一つバラバラにしてくれると誰でも解けるけど、合わさるとそうなる。
そんな2問を先に黒板でやらせる。ヒントはない。何がわかっていて何がわからないのか判断させる。
意外なほどみんなが確実に解に迫って行く。カンナは見事に解いた。
シュンヤもジュンも解法を見つけるし、チサやノリユキも普段より数段よくなっている。
イクトは速いのだけどミスも多い。これは勉強量、練習量の不足だけの問題だ。
今までの授業で数学の捉え方は常に練習してきた。どの子も身に付き始めている。
レベルは・・・例年より高いくらいだ。2問は40分ほどで解けたが、試験時間はそれで終わり。
本番ではそうはいかないので、あとは時間配分と慣れの問題。どうやら間に合いそうだ。
高3のシンヤと両トモヤは今までセンターのことは何もしなかった。2次のことばかり。
ここで初めてマークの練習をさせたのだが、8~9割の得点にはなる。上出来だ。
中3も高3も「その一瞬」のレベルまで引き上げて行く。

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