FC2ブログ

思考する

今の中1からセンターテストが変わり、数学と国語は記述問題を別にやるようだ。
「公式に誘導するのではなく、思考過程を記述させる」
国語なんかは決まった正解はなく、それぞれの捉え方でいいと言う。
ふむ・・・50万人分ほどをどう採点するのかわからないが、ま、いい方向だと思う。
ただし数学嫌いは確実に増える。それでも・・・いい方向だと思う。
「ただ抜き出すのではなく、思考を」「公式ではなく、捉え方を」
何のことはない、私がずっとやり続けていることだ。
中学生に出している国語の宿題は記述の多いものを選んできたし、高校生はすべて記述だ。
数学は基本的に捉え方ばかりを繰り返し、その身体に馴染ませようとして来た。
いつの時代も「公式の使い方を、解き方を教えて」という生徒は多い。
しかし私の教えはあくまで「捉え方」で、時には「難しすぎる」とやめて行く子もいた。今もいる。
それは諦める。だって、捉え方を考察すること自体が数学なのだから。
公式であったり、解き方のパターン暗記は数学ではないもの。
「考えなくても得点になるように」と、塾などが推し進めた結果、それが勉強だと勘違いされるようになった。
ニンジンが嫌いだからと、すりつぶして、濃い味付けをして、ニンジンだとわからなくする。
けれど数学の本質が「ニンジンの味について述べよ」だったらどうするんだろう?
難しかろうが、まずかろうが、それが数学であり、学ぶということだとしたら・・・
うちの生徒は何年もニンジンを丸かじりする授業を受け続ける。
まずいと言ってやめて行く生徒もいる。しかし「意外とおいしい」という生徒はどの塾より多い。
そして点取り能力以上に試験にも抜群に強くなる生徒の割合も多くなる。
理由は簡単だ。学年が上がるほどに「本質を問う」問題が増えるからだ。
今日から中3と高3は冬期講習。昼からなのに、カンナ・ジュン・チサは朝早くから来て勉強している。
過去問研究は当然「解き方」ではなく、その問いの意味、捉え方を進めて行く。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

河原

Author:河原
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR