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論文を書く

中2は三角形の合同を利用した応用へと入っている。
三角形の合同条件は3種類あって、それ自体はまあ、どうということはない。
なんとなく丸暗記で通り過ぎれなくもない。問題はその応用だ。
それを利用して目の前の図形の性質や、複雑な図形の奥に踏み込んでいかなくてはならない。
しかもそれを簡素に文章にしていかなくてはならない。生徒は初めて論文と言うものに出会う。
論文と言うものには嘘があってはならない。それは話にならない。
無駄な説明があっても価値は下がるし、説明不足もいけない。
「こんな場合ではどうだあ?」と、すぐに条件を変えられるから、それをきちんと把握しなければならない。
計算はほとんどなく、論文ばかりで嫌がる生徒は多い。
「数字を出してよ、すぐに計算してやるから」と言うのだが、数学の本性は検証にある。
条件を少し変えられただけで検証の仕方はまるで変わってしまう。
それを把握できないと高校あたりから数学はまるでダメになってしまう。
ここは腰を据えて練習させなくてはならない。面白いんですよ、中2のやることは。
たった2行の文章なのに、何が条件で、どう約束されたのかがなかなか読み取れない。
条件を読みとれないと論文は嘘だらけになってしまう。
「何でそこの長さは等しいんだ?どうしてその角が同じなの?」
まだ子供だと言えばそれまでだが、まあ、よくぞ勝手に決め付けてくれるし、
合同条件は正しくそろわないし、ありもしないことを書きまくって、自分で混乱するし・・・・
要は「何がわかっていて、何がまだわからないのか」と言うことだが、それが難しい。
大人だって安保闘争で双方がありもしないことをぶち上げて混乱してたでしょ?
みんな中2の合同で論文をきちんと学んでなかったんだな。
2等辺3角形の検証まででは両カナコが抜けてきたようだ。特に女流王将のカナコは突出している。
「将棋の強い高校へ行けたらいいな」と言っているが、それはレベルの高い高校ばかりだ。
しかしこれほど正確に把握できるようになると、それも現実味を帯びてきたように思える。
ハヤトやトオヤの理解度も相当なもので、計算は鈍臭かったこの二人の数学も
本物になろうとしている。
あとの子達はまだまだ迷っているが、単元にはまだ直角三角形と平行四辺形の検証がある。
「何がわかって、何がわからないのか。どう文章にまとめるのか」
しっかり練習させて、本物の数学に馴染ませなくてはならない。

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