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フォーム作り

真子が現代国語の授業へ出てみると、教室はガラガラだった。講師も驚いて同僚に聞く。
「どうしてこんなに生徒が少ないんだ?」
「あのう~、これでも“まし”です。下のクラスは・・ほとんどいません」
まあね、予備校は基本「1年限定」だから入試技術だけに特化するわけで、
生徒もその技術が「もういらない」となったら来なくなるんだろう。もったいないけどね~。
入試技術に特化する分、講師の「そこの部分」の勉強量は半端ではなく、
入試のプロにする知識や技能はものすごいはずだけどね。それを聞かない。
浪人してるから焦りもあるし、貪欲に勉強するかと言うと、そうでもない。
面白いかどうかで判断する生徒の方がやはり多いようだ。
それは予備校の「地方分校」の方が激しく、さらに生徒がいなくなると言う。
予備校講師も本当にはそういう姿勢を正したいだろうが、1年限定ではその暇もない。
その点私は3年・6年かけられるから、姿勢作りにじっくり取り組める。
「技術」ではないから捉えどころがなく難しいが、面白さも大きい。
先週試験だった莵道勢が今週はやって来た。
考え方が「大甘」でどつきまわす日々の繰り返しだが、ふと気付くと、ずいぶんよくなっている。
もうテキストの終盤だから総合問題が多い。細かな目の付けどころの説明をする。
やらせてみると、けっこう使いこなせるようになった。問題が複雑になる分、たっぷり時間をかける。
なに、放っておくだけだけどね。いつもなら10分もすればパンチを食らわせるが、
30分も何も言わず、黒板に立たせておく。じっと待つだけ。
すると・・・身動きしなかった子が、動き始めるんだよね。1年限定では出来ない瞬間だ。
うんざりするくらいにゆっくりだけど、学びのフォームを身につけ始めている。
フォーム作りなんて順調に進むわけがない。紆余曲折、思考錯誤の連続だ。
ギュウギュウ締め付けて、ふと手を離し、のんびりしたときに少し出来あがったりする。
さて、今日はどうしてくれようか?しんどくも、楽しい時間ではある。

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