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嬉しさ連発

風呂上がりに、何気に真子が言う。
「あ~足が筋肉痛やわ。階段をダッシュで上り下りするからやな」
通学の駅や予備校でもエレベーターを使わず、階段を駆け上がるらしい。
「・・・?そんなことまで出来るようになったか?ずいぶん体力が回復したな」
真子も意識はしてなかった。
1年前は階段は上れず、上り坂でもそろり、そろりと歩いて行くのがやっとで、
2日高校へ行っては1日休むと言う状態だった。病気の影響は我々の想像を越えていた。
病後丸2年経って、気がついたら階段を駆け上がれている。これは嬉しい。
体力の限界を気力で越えろと言うのは、基本的に嘘だ。気力は体力の限界までしか出ない。
体力が弱ると何をするにも面倒くさくなってしまう。
受験勉強も後半。CクラスからAクラスへ上がった真子も、ここからが踏ん張りどころだ。
体力が続くかどうかが勝負になる。それが・・・この回復ぶり。
今は授業がない日でも予備校へ行き、遅くまで勉強している。
病気で1年何も出来なかった。その後1年は薬の影響で気力も出せなかった。
真子本人が一番歯がゆく、悔しかっただろう。その悔しさを思い切りぶつける体力が戻った。
危うく消えかけた命の炎が再び燃え上がる。頑張れることが・・嬉しい。

ユウカが教室にかけ込んで来た。「京都府の教員に、合格しました!」
すごい、すごい!教員採用試験に一発で合格したのだ。来春から小学校の先生だ。
嬉しいねえ・・・これで日曜のケンタの帰国祝いは、ユウカの合格祝いも兼ねてやろう。
どちらも「もう一品」好きなものを注文していいからな。酔っぱらっても担いで帰ってやる。

全日本ジュニア(高2以下)の京都予選にカリンが初めて出場した。
ノーシードのため2回戦から高校のかなりな強豪ばかりだったが勝ち上がり、
4回戦ではベスト8をかけて、京都ナンバーワンの第1シードとの対戦。
その選手は最近インターハイチャンピオンだかの強豪も倒していると聞いた。
まあ、負けて元々の気楽さはあったがカリンは攻めまくり、あっさりと勝ってしまった。
準々決勝では全日本カデット(中2以下)のダブルスパートナーのコッチャンが上がって来て、
最近はよく負けていたがセットオール・ジュースで逆転勝ちし、ベスト4に入った。
順位決定戦で実力ナンバーワンの高校生にどのセットもジュースで敗れたが、堂々の4位。
試合後相手監督に挨拶に行くと、監督は先に手を出し握手し、何やら話しかけている。
他のクラブチームのコーチや先輩高校生からも声をかけられた。
「みんな、急に優しくなったで・・・」カリンがびっくりしている。
今までは相手にされていなかったんだよ。「誰だっけ?あの子」みたいに。それが初めて認められた。
これで顔と名前を覚えてもらった。これからの試合ではもっと声をかけてもらえ、
高校の練習などにも呼んでもらえるかもしれない。嬉しい限りだ。
どの子も命の火を激しく燃やし、未来へ向けて懸命に頑張れる。
私ももう、そういうことがすごくうれしい歳になってしまった。触れ合うどの子にも、そうあってもらいたい。
さあ、私も頑張ろう。

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