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卓球事情 ②

粒高ラバーも「戦術」として使うならば、日本や世界で活躍する選手もいる。
しかし残念なことに、中学生は戦術など考えてもいない。そもそもスポーツをしようとも思っていない。
ただ「目先の1勝」を上げたいだけなのだ。本格的な卓球では勝つまでに時間がかかる。
粒高ラバーを張れば、明日にも1勝できるかもしれない。それを望んでいる。
そりゃあ1勝はしやすいが、けれど、その試合で2勝目はないんですよ。
しかもきちんとした卓球を身につけた選手には、試合にすらならない。
たぶん彼女らはそれでいいのだろう。「1回でも勝てたらええねん」と言うのだろう。
肉体と頭脳が激しくぶつかり合う卓球。そういうことを知りもしないで目先に勝つことだけを求める。
私にはそういう指導はできない。どれほど時間がかかろうと、どれほどしんどくても、
「お前の卓球の延長線上には、チャンピオンもある」と言う卓球しかさせたくない。
それは勉強でも同じだ。教師も生徒も入試と言う「目先の1勝」しか見ていない。
生徒に粒高ラバーを張らせ、「その入試の1勝」だけを望んでいる。
もっと先にあるもの、勉強することの本当の意味、入試後の人生の長さ・・・
そういうものは気がつかないから考えもしないし、どうでもいいのだろう。
しかし入試でも「ヘボ同士」なら勝つこともあるが、しっかりした子には「絶対に」勝てない。
私にはやはり、そう言う指導はできない。勝てるかどうかわからなくても、しっかりした物を身につけさせたい。
今の中3・高3にもそうして来た。初めての中3模試データが返ってきた。
うちの教室ではテストを1度もしないので慣れておらず、時間配分もわからず、
毎年1回目はうまく点数が取れないのが普通だ。しかしきちんと学んでいるのでそこから這い上がっていく。
そういうものなのだが、1回目の割にはアリサ・イクト・カンナ・シュンヤ・ジュンなどは、思ったよりも点数が取れている。
アリサやイクトなんて親にも教師にもボロクソにいわれ、何にしても自信もなかった。
しかし「素の力」だけで通用することを初めて知った・・・ちょっと、嬉しい?
しかし例年どうり点数にならなかった子もいる。これは来週からにも修正作業に入る。
戦いの戦術的なものを修正して行く。場合によれば戦術として粒高ラバーも「あり」だ。
それは「ボディーがしっかり」しているからできる。大丈夫、時間はある。修正できるよ。
試合で負けさす気も、私にはさらさらない。「手だけ」の選手になど負けさせるものか。
きっと勝たせるつもりだ。

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