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終わりじゃあない

打ち上げで万感の思いで3年生たちが流した涙は感動だった。
カンナこそ小学校の時から練習していたが、ジュン・マミ・ユウキ・リナは中1から。
ラケットの持ち方、振り方、足の運び、身体の使い方、卓球の考え方・・・・
一つ一つをこすりつけるように身体で覚えさせていく。きついフットワークには倒れそうにもなった。
2年経った3年生の5月でもよく負けた。最後の仕上げを懸命にやり、私達は
「もうこれ以上は出来ない。これで負けるなら、仕方ない」そう思っていた。
宇治予選、山城大会は、選手たちは不安の中で戦っていた。
しかし一つ勝ち、二つ勝ち・・・勝ち進むうちに今まで積み上げたものが次第に発動し始める。
決勝で強敵男山二中を3-0で倒し、感激の号泣の中、少しだけ自信も生まれた。
破竹の勢いで京都大会を制し、近畿大会でも初めて予選を勝ち抜いた。
全国をかけた決定戦で2-1と王手をかけて、思わぬ逆転負け。この夏初めて敗戦に泣いた。
しかし日が経つにつれ、選手もその親も、この夏の素晴らしさがわかって来た。
最後に打ち上げで選手たちが流す感謝の涙・・・映画なら素晴らしいラストシーンだ。
誰もが「終わったあ~」と感動に震えながら席を立つだろう。
しかし・・現実は明日がある。来年、再来年の夏がある。
残された選手は2年生のジュリ、1年生のカリン・サキ・フユカの4人しか卓球が出来ない。
カリンこそ団体戦では誰にも負けないが、サキは相手のエースにはあやしいし、
ジュリ・フユカは団体戦で勝てるかどうか・・・残りは9人の素人1年生・・・
まずダブルスを1年生の中でいくつか作り、育てなくてはならない。来年の夏は間に合わないだろう。
卓球ができる4人も根本から鍛え直さねばならない。また・・・また「一から」だ・・・
これは勉強でも同じ。終わりはない。

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