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たかが1回、されど1回

公立高校と嵯峨野高校の過去問を買って来た。
毎年のように買ってるし、国語の問題もそのつどストックしてるのに、ゲッ!5年分も開いている。
いやあ~2年ほど大学入試の過去問に取り組んでいたと思ったけど、5年もほったらかしなんだ。
けれど、なんか得した気分だ。今年の中3には国語の宿題をガンガンやらせたから、
ストックが残り少なくなってどうしようかと思っていたんだ。またどんどんやらせよう。
2011年度の嵯峨野国語なんて、過去最大級に文章が長い。
これをたったの50分の間に読んで、しかも設問に答えないといけないんだ。
マーク式じゃないですよ。記述式だから文を書いて答えないといけない。
速読・速記の練習もしないといけないけど、一番の問題は文章を理解出来るかどうか。
純文学、歴史、環境問題、現代社会の問題点・・・そういうことが出てくるけど、
中学生は日常会話ですらそういうことを話すこともなければ、考えたこともない。
だから文字こそ読めても、その意味、何を言っているのかがわからない。
けれどもう15歳。それでは困るんだよね。大人の悩みも少しはわかるようになってくれないと。
そういう願いで中2から高2あたりまで国語の宿題を出す。
いつも言うことだけど、高校や大学の国語の先生って、いい文章を見つけてきますよ。
『こういうことを、そろそろ考えてくれないかなあ』という文章ばかりだ。
入試でどうのこうのより、考えておくと人生が少しは豊かになりそうなことばかりだ。
ところが時々「今回は忘れてました」という生徒がいる。別に怒りもしない。
やってこないんだから解答は渡さないだけだ。まあ、1回だけだとそれほど問題はない。
だけどその子は2年後、国語がまだ読めないことに気づくものだ。
卓球でもよくあるんですよ。いつも10分遅刻してくる。時々は休む。
10分くらい遅れたって、まだ台を出してたりするから、練習には差し支えない・・のだけど・・・
1~2年もすると、毎回きちんと一番にやって来る子と、すごく差が出るもんです。
これは教師でも、スポーツのコーチ・監督でも、経験的に誰もが知っていることです。
その原因は・・・たかが1回だけど、その「心」は365日だからなんだよね。
毎日の心がけの差が1年も続く。それは・・・差が出ない方が不思議なんですよ。
カンナは何でも一生懸命にやる。数学は苦手でも「国語だけは」とアリサも頑張る。
国語オンチだったチサ・ジュン・ノリユキなんかもいつの間にか心が入れ替わった。
そうやって文章になれれば将来、本を読んでも映画を見ても、より楽しくなるよ。
受験勉強だけど受験を越えて、今日もコピーしたばかりの国語を宿題にしてやろう。

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