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カッコイイ大人

「なあ、人が認めてくれる大人、カッコイイ大人って、どんな人やと思う?」
コウヤが言い出した。この前メッチャ二枚目な俳優さんとそんな話をしたのだという。
その俳優さんは言った。
「僕は他に何も取りえがなく、たまたま顔とスタイルがましだったようです。
 これを人に認めてもらうしかない。二枚目なんて腐るほどいるから大変ですよ。
 だから努力してます。身体は鍛えてるし、どの角度がより二枚目に映るかとか・・・」
「すると、不細工な俺らはどうすればいい?一つには金を儲ければいい。
 大金を儲けてる奴ってどこかかっこいいし、人も認めるやん?けどな、俺は公務員や。
 金儲けとは縁がない・・・。公務員が出来るのは、肩書しかない。
 課長、部長、役職・・・つまらんもんやけど、俺らにはそれしか認めてもらうもんがない。
 だから俺ら公務員は死に物狂いで昇進しようとするんや・・・」
なるほどなあ・・肩書かあ・・・俺やウネは商売人で、肩書は・・社長・・・になるか?
けれど部下ゼロの、自分一人だけの会社の社長やぞ。それが肩書になるか?
金は・・・全然儲けてへんしな・・・
「それでも先生はカッコエエと思う。俺の原体験や」 ウネが言った。
「高校の頃、試験で午前中に終わって教室の前を通ったら、窓があいてて、
 先生が一人で予習してる。何かを一生懸命作ってる。夕方教室へ行ったら、
 “お前ら、これやってみい”と、嬉しそうにプリントを出すんや。あ!これを作ってたんか!
 そんなときの先生は、金も儲からんのに楽しげで、一生懸命に生きている感じやった。
 俺もそういう風に生きたいと、強烈に思った。だから懸命にそういう風に生きようとしてる・・・」
へえ?俺はそういう風に見えてたのか。まあ、楽しかったし、一生懸命やったし・・・
確かにその通りやけどな。ただ、そのエネルギーを維持するのが難しい。
それがもう無理かな?と不安になって、やめることも考えたけど・・・
ここのところまた元気になってきたかな?静かなフリースペースで懸命に勉強する生徒の姿、
試合に勝って感激でボロボロ泣き、どんどん強くなっていった卓球部員の姿・・・
そういうのを見てたら「もっと見ていたい」と、気持ちが強くなってきた。
こうしてコウヤやウネと飲んで話出来るのも元気をくれる。
自分がカッコイイかどうかは、自分ではわからないけれど、まだ頑張れそうだ。
なに?その調子で息子を見てくれ?あいつ、まだ2歳やぞ、めちゃ言うな。
けれど、見れたらいいなあ・・・・・

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