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輝いた夏

奈良で行われた近畿大会。予選リーグは3チームで、1位・2位が決勝トーナメントへ進む。
第一試合は兵庫1位のチーム。こりゃあ強い、近畿では大阪と兵庫がとても強い。
しかし2番でカリンが勝ち点を上げ、カンナも4番でフルセットを制した。
ダブルスも激戦だったようだがこの夏初めての1敗を喫し、敗れてしまった。
あとがなくなった第二試合は奈良2位のチーム。ここもシングル3枚がとても強い。
さすが近畿大会で、県の代表ばかりだから弱いチームなど一つもなかったという。
1番は負けたが2番でカリンが相手エース格を倒し、ダブルスも奮起して勝った。
4番は負けて2-2のラスト。ここにカンナがいる。しかし奈良も3枚看板の一人。
フルセットにもつれ込み、5セットは終始リードされるも大逆転勝ち!
去年も一昨年もかなわなかった決勝トーナメント進出を決めた。あと一つ勝てば全国だ。
その1回戦は他ブロックを1位で抜けた和歌山1位チーム。ダブルスがすごく強い。
監督は「5番に回らなかったら・・・」と、カンナを4番にしたのだが、これが勝敗を分けた。
トップでサキが敗れ、2番でカリンは順当に勝つ。
ダブルスは・・・臆することなく強打を連発し、なんと勝ってしまった!2-1でリード。
もう、全国行きのチケットに指先がかかったのだ。4番、5番が同時に入った。
5番のリナもこの夏にすごく伸びたのだが、「ツブ高」という特殊ラバーを使う選手に
激戦の末敗れ、勝敗は4番のカンナに託された。相手はカットマン。
1セットを落とし、2・3セットを取った。「もう、勝てる!」・・・
さすがのカンナも無意識にそう思って心が乱れたのだと思う。
わずかに硬くなり、泥仕合になってしまい、5セットも8-11で逆転負け。全国は叶わなかった。
カンナが5番なら「ツブ高」は得意で楽勝だっただろう。
惜しかっただけに悔しさが募り、選手は大泣きするし、コーチ陣も全身の力がなくなったという。
そりゃあ私だって悔しい・・・けれどあきらめはついている。シーズン前に決めていたことだ。
6人ギリギリのチーム。狭い体育館を他のクラブも使い、練習環境は悪い。
それでも選手たちは「少しでも練習しよう」と、走って体育館へ行く。
よそへもよく練習に出かけるが、街のクラブにも属さず、基本は中学だけの練習。
勉強にも手を抜かず、がんばって、がんばって・・がんばって・・・・・
それをつぶさに見て来た私たちスタッフは、「これで負けたら、仕方ない・・・・」
宇治大会からたくさんの団体戦を戦ってきて、カンナは和歌山戦の1敗だけ。
ダブルスも兵庫戦の1敗だけ。カリンは全勝。ジュンもリナも大事なところで勝ってくれた。
彼女たちはまぎれもなく「輝いて」いたのだ。悔しくても、あきらめはつく。
しかも、京都2位の男山二中はベスト4に入り、全国へ行くことが決まった。
共に山城地区で、「男山がいるから」「黄檗に勝てないと」と競い合った結果だ。
共に鍛え合い、響き合い、ライバルなのに選手はとても仲がいい。
まだ訳もわからない新人1年生はカリンとサキ以外に10人もいて、全員応援に来ていた。
同級生や先輩の戦う姿に心揺さぶられていたようだ。皆が今後いつまでも語り継ぐ、輝きの夏になったと思う。
今日の個人戦はカリンだけ。昨日から駆け付けている父が言う。
「団体戦の喜び、悔しさ、感動・・・が大きすぎて、もう、個人はどうでも・・・」
ダメですよ!それはそれ。カリンのお尻をバンバン叩いて頑張らせましょう。
一度帰った先輩達も、応援に駆け付けるようだ。輝きの夏は、もう少しだけ続く。

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