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教員不足

大阪の中学で昨年8月に、数学の非常勤講師が体調を壊し退職した。
代わりの講師はなかなか見つからず、10月にようやく20代の講師が来たが、
わずか1週間で「理想と現実に大きな差があった」とやめてしまったと言う。
このように一人の教師が辞めたり長期休養した時に、
数ヶ月にわたって代わりの教師がいないことが、全国の小・中学校で800件を超えたらしい。
京都でも中・高校の数学の教師が辞めようものなら大変だ。
非常勤講師で「アルバイト」しようと思う人は、登録しておけば、やがて声がかかる。
しかし京都の場合でも、その「非常勤登録」自体が0人なのだ。
知り合いに片っ端から電話をかけて、
「数学の教員免許持ってる人知らんかあ~~?」
と聞いて回って、見つかるとまた電話して「うちで教えてもらえませんかあ~?」
とお願いして回ることになる。それでもなかなか見つからないようだ。
しかしこうなることはもう、10年以上前からわかっていたけどね。

「手が、全然足りない・・・」
現場の教師が声を上げ始めたのは10数年前からだろうか。
工場や会社で効率を考えるように学校をとらえ始めたからだ。
「正規採用」をギリギリまで抑え、足りない分は「アルバイト」の非常勤で賄う。
「あれをやってはいけない、これもやってはいけない」
現場は「クレーム処理」の場へと変わり、教師の仕事量は膨大になってしまった。
その中で教育本来の仕事は「せいぜい2~3割・・・」
教員志望の若者が1週間で辞めるのも・・・わかる気がする。
教師不足となる原因は「市民の我儘」も大きな原因なのだが、今はそれを言うまい。
もう少し「教師にゆとり」を持たせてやらないと、今になり手がいなくなるだろう。
今の教育現場はそれほどに、魅力のないものとなっている。

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