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夏の授業

読書会も終わって7月に入ると、ホッとする間もなく夏授業の準備だ。
うちの8月の授業は月曜から土曜まで6日間続けて行う。けれど1週間だけで、他は夏休み。
6日間毎日やると、週1回のときの倍ほども深く、3ヶ月分ほどもできる。
激しい授業の中で生徒達が学ぶものは、何よりも「学びの姿勢」である。
「こんなに勉強したことないな」という中で、「そうか、勉強するって、こういうことなんだ」
ということを頭ではなく、身体で学んでいくのだ。これがとても大きい。
どういうことかというと、例えば読書会にやって来たお母さん達の反応。
たくさん来られたが、全員が同じ感想を言う。
「皆さん賢いお母さん達やわあ~。私は自分のアホさが恥ずかしくなったわ」
そう言っている当人が、隣の人から「賢い~」と思われているのだ。
特に特別なことではなく、程度の高いことを話しているわけではない。
どの時期にどういう教育をするのか、何を目標に、なぜそうなのか。
そういう話の中で「子供にどう向き合うのか」を皆で考えるだけだ。
それなのになぜ自分が恥ずかしくなるのかというと、「そういう話をしたことがない」というだけなのだ。
「たわいもない主婦の興味本位の会話ばかりで、真剣に向き合う話は・・・したことない」
逆に私が驚くのだが、皆さんがそう言われる。これは単に慣れの問題で、程度の高低ではない。
10年ほども来続けているマチャミちゃんなんか、すっかりリラックスしていたでしょう?
「ほんまに困るわなあ~、どないしよか?」と私と話すだけで、特にレベルの高いことなど言っているつもりもない。
これと同じことで、生徒達も6日間の中で、「正面から向き合う」ことに馴染んでいく。
たいていの生徒は顔つきが変わってきますよ。少しずつ大人になって行くのがわかる。
中1は方程式、中2は平行と角から合同、中3は2次関数と相似、
高1は3角比と確率論、高2は数列と対数論、高3はすべてのまとめから入試問題研究へ・・・
どれほどこなせるかはクラスの性格にもよるので大ざっぱにしか計画出来ないが、
それでも準備はものすごく大変で、プリント準備コピーも足の踏み場もなくなるほどだ。
暑く、熱い夏の授業。こちらは年々身体に堪えるが、子供たちが笑顔になり、
大人になるのなら、頑張るしかない。

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