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胃薬

私も学生時代後半から10年ほど、胃痛には苦しめ続けられた。
今から思えばそれはピロリ菌によるものだったのだが、当時はピロリ菌は知られておらず、
あの薬がいい、この薬がいいなどと人に聞いては試すのだが、何をしても改善することはなかった。
結婚後に国立病院で見てもらうと「ピロリ菌いまっせ」と言われ、1~2ヶ月薬を飲むと、
それ以後20年以上、現在まで胃の痛みを感じたことはない。あの辛さは何だったんだ?
真子は癌手術後「再発警戒期間」の2年が過ぎ何よりだが、ずっと苦しめられているのが皮膚のかゆみと「胃もたれ」
術後1年ほどは抗癌剤の影響だと諦めたが、それを過ぎても週の半分ほどは飯が食えない。
胃カメラで見てもらっても何の異常もない。しかし色々薬を変えても、一向に良くならなかった。
これは数年前の女房も同じ症状で、毎月一度は病院で痛み止めの点滴を打つほどだった。
何度胃カメラで見ても「これ以上健康な胃はない」と言われるだけ。それと同じだ。
二ヶ月ほど前に医療センターの胃薬が切れた真子は、次の診断まで間に合わせようと町医者へ行った。
症状を説明すると「それは精神的なものだねえ」と、抗精神薬に近い薬を出してくれた。
これが・・・劇的に効いた。寝込んだほどの胃もたれが全くなくなった。これはどういうことだろう?
元看護師のミオのお母さんが説明してくれた。
「抗癌剤のような異常ともいえる吐き気やもたれを経験してしまうと、それがトラウマで残り、
 時間が経っても無意識の中から症状を出すことがあるんです」
そ、そういうことだったのか。おかげで真子は嘘のように勉強に集中でき、成績を上げ始めている。
しかし、では・・・女房も同じ症状で、真子の薬を飲むとすごく調子がいいと言う。
うちの女房の、どこにストレスなんかあるんだい?!ストレスをかけるような生活はしてないぞ?
なんて・・・どこの亭主も言うんだろうな。
そして女房にあきれ顔で、「フフン」と、鼻で笑われているんだろう。

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