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情報交換会 読書会 2日目

梅雨だけど幸い雨は降らず、8人の方が来てくださり、2回目の読書会を行った。
「ふしぎ」「義務教育」「非行少年のゆくえ」「教育と農耕」と読み進める。
今回は一つ一つが短い文章なので、それに照らし合わせて親の不安も話し合うことが出来た。
「ふしぎ」では戦争当時、「死なばもろとも」と団結していた国民が敗戦と同時に食料の奪い合いを始めたこと。
岡さん自身も「悪いことは山ほどしたが、良いことはほとんどしていない。けれど私はさほど悪くなっていない」
そういうことが不思議だと書かれている。
つまり物事は、期待するほど良くはならないが、悲観するほどひどくもならないと言うことだろう。
それは自分の人生経験で十分知っているはずなのに、つい、親は忘れてしまう。
「あれを子供にしてやらなかったからダメなんだろうか?これはさせたのに、なぜダメなのか?」
思い悩んでしまうお母さんが多いが、これは生活習慣病と同じだ。
何かを食べらからと言ってすぐによくなるものでも、悪くなるものでもない。思い悩んでも仕方ない。
「本もたくさん読ませて来たのに、国語の成績は今一つ・・・」
成績は他の要素が多くて良くわからないが、少なくとも基礎教養は蓄積されている。
大人になって誰かと話す時、
「あ、これね。昔読んだ本にこういうことが書いてあってね・・・」「君って物知りなんだな・・・」
なんて尊敬されて、気分をよくするかもしれない。基礎教養とはそういうものだ。
何事も予防が大事で、「義務教育」「教育と農耕」ではその方向性が書かれていた。
我々大衆はすぐに「こうしろ」というノウハウをほしがるが、教育には正解などない。
「こういう方向性で」までが言える精一杯で、正解など、書いた瞬間「嘘」になる。
ただ、大きく方向性がずれ、「非行少年のゆくえ」になってしまうこともある。
「非行少年を直すのは非常に難しく、愛とか誠実を持ってしても、非常に長時間かかる。
 心のクセを直すのだから大変であって、再犯をただとがめるだけでは、
 すべてクセと言うものは、直せるはずのないものです」
まったくその通りで、「学びのクセ」をつけることがいかに大変なことか。
「有名塾へ入れたのに、二ヶ月経っても成績が上がらない」と言う人はいまだに多いと思うが、
そういう人は教育と言うものをまったくわかっていない。「テストに出る問題」が知りたいだけだろう。
そういうことを皆で話し合って2時間が過ぎたが、お母さん達はいつまでも話が尽きない。
今までもやもやしていたことが、少しははっきりして興奮されたようだ。
初めて友達に連れてこられたお母さんも「こういう情報の場は、なかなかない・・・」と、
初対面のお母さん達と「あれは?こういうことか・・・これは?そうなったの!?」と興奮が収まらない。
私は毎日考えてるから普通だけど、世間一般には、こういう教育の話は少ないのかもしれない。
読書をきっかけに、皆さんが意見を述べ、情報交換をする。とてもうれしい。
こういう読書会が私の願いだ。あと2回。こういう読書会を続けよう。

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Re: 子供のため、、、?

> 今の時代、顔の無いネットの情報は、本当は孤独で不安をあおっているだけ。うちの子は勉強ができないから、点数の取り方を身に付けさせたい。
> 成績を上げてくれる塾を、先生を、聞きつけては駆け込み、短期で結果が出なければまた次へ。この繰り返し。
>
> 子供の立場から考えると、お金で、楽に、いろいろ手に入れる方法を親が教えているだけでは無いでしょうか?
> 結果が出なければ、他を探す。
> 我慢なんてしなくていい。
> お金で自分の思い通りにして欲しい。
>
> 子供のためを思ってやっていることが、いつしか、親が不安解消のために勝手にやっているだけになっている。
> そんな、家庭が増えている気がします。
>
> 勉強は、知識を詰め込んで、競い合うことだけでは無いはず。
>>
> 子供の成長を楽しむこと。個性と怠けることは違うこと。子供が自分で成長し始めるきっかけを作ること。
> たくさんの課題の中、10年経って少し楽しめるようになってます。


その感性と方向性で頑張っておくれ。俺はせいぜいあと10年かなあ。
子供と共に「本当」を求めていけば、結局は自分が生かされる。
それがわかるまで頑張り続けるしかないね。

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Re: 生き方

> 生きている限り、教育は出来ます。先生の生き方、話すこと、考え方、次の世代に伝えていくことが、先に生きている者の務めだと思います。
>
> 教育は、仕事ではない。職人の芸だと思います。職人は定年はない。ただ、学びたい者が師と仰ぎ集う。> 人徳、死しても受け継がれる思想。たまたま、現代では教育に教師という職業があり、給与がありますが、本当は、人は全ての人が代々行ってきた者だと思います。
>
> 正解もない、終わりもない、だから、終わりなく続く、親子が永遠な様に、教師も永遠だと思います。
>
> だから、1日1日を続けていってください。

俺のようなただの男を評価してもらえるのは、素直に嬉しいよ。
出来る事なら今の時が永遠に流れてほしいと思うくらいだ。
ただ、足腰が弱って坂を上れなくなったら教室にたどりつけないし、
パワーもなくなってるのに「昔の名前で出ています」と言うのは嫌だし、
あと5~6年は確かだけど、その後はどうだかねえ・・・
けれど教室の建物は、まだ30年は建て替える必要はないだろう。
俺が引退したら、ちょうどいい。お前にこの教室を無償でくれてやるから、
続けたければ続けてくれればいいぞ。
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河原

Author:河原
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