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沈思黙考

以前はやったこともあったレゴブロックが再び人気だそうだ。
世界に「制作プロ」は12人いて、うち一人が日本人だ。それこそ何でも作ってしまう。
像やライオンでもすぐに作れるし、世界の名画でもレゴを組み合わせて描いてしまう。
すごいのはすごいけれど、で?どうした?と言う感じではある。
絵は絵の具で描けばいいんじゃあないの?
そういうのはすぐに教育現場にとりいれたがるものだ。小学生の英語の授業。
レゴで物を作って、それを商品と見立てて英語でやり取りをする。まあ、ままごとだけど。
「非常にコミュニケーション能力が高まったと思います」 担当教師が言う。
コミュニケーションだプレゼンだと、語学教育では普通の風景。
けれど・・・どうして街角で英語を話す小・中学生を、ただの一人も見ないのだろう?
興味の幅が分散し過ぎているからだと思う。スマホやタブレットを手放せない人は多い。
たまに電車に乗ると、乗客全員が携帯を見ているかと思えるほどだ。
何でも瞬時に見れるから便利には違いないけれど、使いこなせないで振り回されてる感がある。
広すぎて、浅すぎて、思考が深まらない感じだ。
知識とは、深まらないと、ただ振り回されるだけなのかもしれない。
情報を集めるのはコミュニケーションだろうけど、深めるのは一人で考えなくてはならない。
そういう「沈思黙考」することを教育現場がはじき出して久しい。
小学生の英語教育のように、何でもコミュニケーションしなくては許されない。
なるほど・・・知識が浅薄に思えるのはそういうことか?岡潔さんはとっくに見抜いていた。
私の授業に生徒同士のコミュニケーションの暇は全くない。ひたすら聞き、「自分だけで」考えるだけだ。
コミュニケーションのことなど何も考えないでそうしてきたが、知識を深めるには
案外よかったのかもしれない。

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