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思いとは別に

日曜のドラマは楽しい。
「花燃ゆ」は明治維新前の動乱に突入し、松下村塾からは離れるが、仕方ない。
本当に日本が植民地化されるかどうかの時代だろうから、そこは避けては通れないだろう。
そんな時代背景にあって、よくぞ小さな私塾が存続したものだと感心する。
こういう理念に支えられる塾は、現代日本ではもう無理かと考えさせられる。
天皇の料理番はますます面白い。
死に物狂いで修行するトクゾウだが、勇み足で下働きを首になり、子供も流産されてしまう。
本当のことなんだろうけど、絵にかいたような苦難だ。
「飯屋の主になれば離縁しなくていいのか!」
トクゾウは飯屋を開店しようとするが、兄も幼い女房もそれがトクゾウの「本来」でないと想いやる。
「あんたが出て行った時も、子供が流れそうになった時も、すごく辛かった。
 もう嫌や!うちは飯屋の女房にはなりとうない!」
そうトクゾウを突き放した妻が家に帰ると、母は
「ええんか?店まで持つと言うてくれてるやんか・・・」
「あの人はそれで終わる人やない。うちが傍におると、邪魔になるだけや」
さめざめと泣く娘を母は、優しく胸に抱く。
本当にあったことだろうか?・・美しい・・・美しすぎる話だ。
納まらないのはトクゾウだ。店の開店資金100円を貸すと言う父に、
「200円出せ、フランスに留学する。親だったら出せ~~!」
父の激怒をかい、、ついに勘当されてしまう。
まだ18歳ほどのはずだ。真剣に料理人になろうとしているのだろう。頑張っているのだろう。
しかし何の実績も出せず、誰にも信用されず、空回りしてしまう。
金もなく、責任を取りたくても、その取り方すらわからない・・・これが若さと言うことではないだろうか?
これほど壮絶ではなくとも、似たような小さなことなら、若いときの私にもたくさん思い当たる。
世の中がどれほど便利になろうが、そういうことを避けて通れないのが人ではないか?
好き勝手出来ない、思い通りにならない・・・
そういうものだと言うことを、今の日本は思い出すべきだと思う。

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