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天皇の料理番

“花燃ゆ”ではついに吉田松陰が処刑されてしまった。
これほどに美しくはなかったのだろうが、俳優陣があまりに美しく、泣いてしまった。
松陰は生まれて来たのが早すぎたとしか言いようがない。
時代が少しずれていれば素晴らしい教育者、政治家としてもっと活躍できたろうに・・・
良くも悪くも日本が開国されて、少し経った頃の話が「天皇の料理番」だ。
主人公は福井県武生のどら息子。30年以上前に聞いた福井弁が楽しい。
福井の人って今でも語尾に「ま~」を言うのだろうか?
「アホになんなま~」とは「バカ言ってんじゃねえぞ」くらいの意味だろうが、よく言ってたねえ。
何にでも興味を示すが長続きせず、最後は住職になろうと寺に入るが3ヶ月で破門。
とんでもないどら息子だが、なに、私の子供の頃も似たようなものだった。
私も野球・鳩の飼育・ギター・将棋・卓球・数学・・・たくさんの事にのめり込んだものだが、
今思えばその深みに踏み込む方法を知らず、何をやっても中途半端だった。
少し恥ずかしいが、そんなに恥じてはいない。一部の天才を除いて、人は皆そうだから。
どら息子の処置に困った親は、まだ16歳の息子を婿養子に出してしまう。
養子先は海産物問屋で、真面目に働き始めたが、初めて食べたカツレツにのめり込んでゆく。
初回はそこで終わるが、どら息子は、その仕事だけは生涯続いたようだ。
静かに階段を上るシーンがあるが、天皇の料理番、日本一の料理人にまで登りつめるのだろう。
私も卓球と今の仕事だけは、30年経ってもまだ続けられている。
どら息子も私も、続かなかった他の事との違いは何だろう?単に「好きだから」ではないように思う。
続かなかった他の事も、その時には「好きだった」事に変わりはない。
才能があった?きっとどら息子も「才能ってなんじゃ?」と言うだろう。私も言う。
とても自分に才能があるとは思えないのに、なぜだ科長く続けることが出来、
ふと振り返ると幸せな人生だと思える。なぜそれが出来たのだろう?
それがわかればぜひ、今の塾生たちに、その芽を入れておきたいものだ。
そういうことを今週は考えてみたい。

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