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うどんのプロフェッショナル ①

子供の頃からずっと「うどんなんて食うもんじゃない」と思い込んでいた。
舌で押すだけでプツプツ切れるし、歯ごたえも味もない。かつお出汁って、どこがうまい?!
家でたまに出てくると、2~3口も食べると、まずくて腹がふくれる前に飽きてしまい、
「ご飯おくれ」なんて言っていたように覚えている。時々店のうどんを食べても同じだった。
どうして人がこんなものを食うのか意味がわからなかった。そういううどんしか食べたことがなかった。
面がダメだったかと言うと、そうではない。チキンラーメンはがつがつ食べた。
鍋で残り野菜とぐつぐつ煮て、頃あいを見てとき卵を流し込んで少し固める。
うどんより細くてもよほど歯ごたえもあるし、鶏のだしスープがたまらなくうまかった。
だからラーメンはいろんなものを食べたが、大人になってもうどんはほとんど食べなかった。
冬の時期に風邪をひいて、身体を温めようと「鍋焼きうどん」は食べたことがある。
市販のものに具を足して、赤トウガラシをたっぷり入れて、汗をかきながら食べた。
具とトウガラシがメインで、うどんはおまけだから食えたのだろう。
うどんの本来に初めて思い当たったのは結婚してからだ。女房がうどんの講習会へ行って来た。
どこかの大学教授が趣味でうどんを打つうちにプロ級になり、教えるようになったらしい。
その日の気温と湿度を測り、「水はこれくらいにしましょう」とメスシリンダーで入れる。
丁寧に練って、打って…持ち帰ったうどんを家で食べてみてびっくりした。
「こ・・・これ?・・・うどんか?」
ふんわりと歯ごたえがあり、もちもちしていて、飲み込むときに「うまみ」さえ感じる。
私がうどんというものを初めて知った瞬間だった。
それからはうどんも食べるようになったが、おいしいうどんには・・・やはりなかなか出会えない。
今ではもっぱら丸亀製麺だ。最近青谷の山奥でうまいうどんに出会った。
そして昨日、プロフェッショナルという番組で「うどん名人」を取り上げていた。
うどんの聖地、香川県の「まつだ家」さんだっけ?もりた家だっけ?
番組の作り方は下手だが、まつださんにすごい魅力を感じた。教育に通じるものがある。
しばらくそれを考えてみようと思う。

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