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時間を稼ぐ

高2のクラスも様々な高校が入り混じっている。
嵯峨野・莵道・東宇治・西城陽・久御山・東山・・・一人一人違う感じだ。
それぞれに高校の進度は違うし、私立は一つの単元だけどんどん先へ行ったりもする。
とても全部に合わせられないし、「数学そのもの」が理解出来るように進めるしかない。
数Bは「平面ベクトル」の単元が終わった。高校はまだ入ってもいないようだ。
それにしてはどの子も「ベクトルの考え」がかなり深く理解できていると思う。
ずいぶん時間が稼げた。これでもこの秋には高校のスピードが上がり、追い抜かれてしまう。
「50分の授業で13ページも進んだ」と、去年キオトやトモヤがあきれていたもんだ。
速いから悪いわけではないけれど、基礎事項を飛ばして行くのはよくない。
「数学そのもの」がわからなくなるし、事実、2次問題には対応できなくなる。
もう2次問題に対応するのは堀川や嵯峨野などの「進学コース」だけで、
中堅の莵道でも「センターまで」であり、それ以下だと・・・数学をあきらめている感がある。
それは高校や教師のせいではない。世の中がそう望んでいるからだ。
20年ほど前まではどの高校でも「よし、高校からはしっかり勉強しよう」という生徒がいた。
そういう生徒がいる限り、どの高校でも勉強はできた。けれど今、そういう生徒は見当たらない。
まったく勉強しないか、「勉強した気分」になるだけで、それが「中2レベル」でいいらしい。
高校レベルの勉強など「難しすぎて、まっぴら」という生徒ばかりになってしまった。
こうなるともう、いくら「教師が頑張って、いい授業をしろ」と怒鳴っても、それは無理だ。
いつまでも「中学レベルでいたい」生徒に、高校レベルの授業は出来ない。
無理にでも高校レベルの授業をすれば、「あの教師はわからない事ばかりする」
と文句ばかりを言いに来る。「自分の勉強が足りない」とは、決して思わないらしい。
高校の教師は生徒にさわれもしないが、うちは塾だから、平気で生徒の胸倉をつかむ。
「なめるなきさま、勉強せい!」怒鳴りつけても勉強させる。
ベクトルではヒカル・リュウタ・ユウイチ・アキト・ケイジあたりは、各高校で突出するだろう。
けれどそれは「高校生の当り前」であって、本当に突出するわけではない。
コウジ・ヒロシ・サリ・リノあたりもようやく顔つきが変わって来た。
しっかり時間は稼げたから、公式だらけに見える数Ⅱでも、基礎事項を確認しながら進める。
それでそれぞれに「数学の像」が立ちあがって、「学び」に気付いてくれれば、幸いだ。
まだまだ大変だけど、手ごたえはつかめたような気がしている。

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