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受験終了

2015年度の進路
 高校へ
  莵道高校 4名  、 東宇治高校 英語探究 1名 、普通科 1名
  西城陽高校 1名  、 京都橘高校 1名

 大学へ
  大阪市立大学 化学バイオ工学科         京都府立医科大学 看護科
  信州大学 土木工学科                高知大学 農学科
  県立広島大学 人間福祉科             佛教大学 教育科
  摂南大学 生命科学科                京都医療センター看護学校 看護科

タイスケが赤い顔をして入って来て、とてもうれしそうに「高知大学に合格しました」と言った。
・・・感極まるものがあった・・・あのタイスケが・・・
将棋で言うとわかりやすいか。たぶんタイスケは中学時代に形ばかりを覚えて来た。
「矢倉囲い」「美濃囲い」「これが四間飛車」 将棋(数学)とはそういうものだと思っていた。
高校へ入って、今度は定石だ。いくつもの定石を覚える。ほとんどの子がそうだろう。
ところが、いつの間にか将棋がまったく指せなくなっているのに気がついた。
懸命に定石を覚えるのに、まったく指せない・・・次第に無口になっていったという。
私のところへ来て「お前、駒の動かし方を知らないな」と指摘された。
ほとんどの高校生の盲点だ。囲いや戦法を覚えても、駒の動かし方がわからない。
駒の動き方、その性能を根本から叩き直さねばならなかった。
さらに次には定石ではなく、大局観。その場面での「味」「模様」という判断力だ。
将棋(数学)はそこがわからなければ指しこなせない・・・そんなものがすぐに身につくはずもない。
一度にたくさんをこなせもしない。愚直に、コツコツと、指しては負けるを繰り返した。
それでもいつの間にか・・・いつの間にかタイスケは将棋を楽しめるようになった。
強くなったわけではない。しかしその楽しさ、面白さがわかるようになった。
将棋の学び方が身についたのだ。そしてセンターテストと言う大会で、初めて勝てた。
京大・阪大に比べたらたいしたことない?確かに偏差値では下ですね。
国立大学へ受かるなんて、タイスケは中学からオール5だったろう?どちらも違うね。
タイスケも他の子達も大局観を身につけたのだ。学び方の尻尾をつかんだのだ。
まだ弱くても、下手でも、「この方向で進もう」と言うものを学んだ。
教育にそれ以上の目的はない。
中学生は全員が第一志望へ進んだ。これからタイスケのように学ぼう。
浪人していた二人も国・公立大の門をこじ開けた。新たな展開が待つだろう。
真子を含め二人は浪人。もう1年大局観を磨こう。きっと自分を高めてくれる。
タイスケは今頃、高知の不動産屋でアパート探しに精一杯頑張っている。
精一杯だったこの子達の姿に、思い残すことはほとんどない。
「頑張り方」を・・覚えたのだから・・・・・・

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