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レベルは高いのか

30年以上教育の質の高さを追い続けてきた。今も追い続けている。
では、うちの教育のレベルが高いのかと言うと、そんなことは考えたこともない。
確かに高校生はどの高校であろうとトップクラスへ行く子が多い。半数以上が国立大へ行った。
期待を裏切るかもしれないが、私はトップにしようとも、国立へ入れようとも思ったことがない。
意外なのだろうけれど、本当に考えたことがないし、そのための教育をしているつもりもない。
テキストを選ぶ時と同じだ。私はテキストの評判や宣伝を聞いたことがない。
本屋へ足を運び、すべて自分の目で見て、質が高いと思うものを採用して来た。
この質の高さを生徒が見られるようにするために、どこから鍛えて、どのように組み上げるのか?
生徒によって能力は違う。だから同じルートにはならない。しかし最終目標は同じだ。
足りない分は生徒にも頑張らせる。頑張る方法を考えさせる。
テレビでも見ることがあるが、稀に「この子は頑張れない子だ」と聞くことがある。
私はそれを認めない。観察するとそういう子でも、遊ぶ時にはすごく頑張る。例外はなかった。
勉強や嫌に思うことをするときだけ「この子は頑張れないという病気なんだ」と言う。
で?だからどうだというのだろう。人も野生のシカと同じに弱い。
安全な時にはのんびり草でも食べていればいいが、ライオンが現れれば走って逃げなくてはならない。
走り方を教えようともせず「走れない子だから」と、ライオンに食われるのを黙って見ているのだろうか。
私は嫌だ。黙って見ていることなど出来ない。なんとしても走り方を教えようとするのだ。
「もう少し腕をこうすれば・・・もうちょっとつま先をこうやれば、走れるかもしれない・・・
 誰もが必死で走るんだ、お前も走れ!走れ、バカもん!」
イチローが最近言っていた。
「自分の事はわからないし、僕の評価は、人が勝手にすればいいんじゃない?」
私もまた、人がこの教室をどう評価しようと、そういうことをやり続けているだけだ。
悪いけれど、国立大がどうのとか、レベルが高いの低いのなど、考えたこともない。
時には辛いからとやめて行く子もいる。私は自分の能力の足りなさに打ちのめされる。
うまく持って行ってやれなかった、何もしてやれなかった・・・と。
しかし他にも小鹿達はたくさんいる。落ち込んだ顔は見せていられない。
今日も高校生達と、走り方を学ぶ授業をする。

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