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美意識

公立高校中期試験は4人が受けに行っていたが、すべて合格していた。
莵道高校 4人 、東宇治高校 2人 、西城陽高校 1人 、京都橘高校 1人
以上8人がすべて第1志望校に合格できた。心配だった子もいたのだが、やれやれよかった。
スーだけはブラバンで全国を目指すので、本人は高校でもうちへ来たかったのだが、それは無理。
他の7人はそのまま高校の部へ上がってきそうだ。いいのか?厳しく鍛えるぜ。
最近康太が「この頃、解説やそのほかの話をすることが多くなった」と言う。
その理論はどこから来て、誰がどのようにその数式にしたのか。その式のどこが美しいのか。
そういう話をすることが多くなってきたようだ。それには麻布高校からやって来た後輩の影響もある。
東大へも行かず、慶応の医学部も蹴って京大へ来たその子がサークルに入って来た。
その後輩と物理の話をするうちに、康太は衝撃を受けたという。
「学力も高いけど、物理への目の付けどころ、造詣の深さとさらなるあこがれ。
 俺の1年生の時より明らかに上。そこの部分があれほどしっかりしていると、
 彼はこれからどこまでも伸びていくはず」
その部分に康太は気づいたのだ。・・その部分・・・美意識と言ってもいい。
歴史上の先輩達が積み上げて来た、壮大なる知識、ロマン。そういうものを学ぶことが本来の学びのはずだ。
その美しさに魂を揺さぶられ、寝食を忘れてでも学び、うまくすれば何かを創り出せるかもしれない。
そういう方向を定めるために、高校生なら高校生なりに、見ておかなくてはならないもの、
知っていなくてはならない美しさと言うものがある。それを高校生に気づかせておきたい・・・
たいしたものだ。まだ学生なのに、その事に気づくなんて。私は30年もかかったよ。
いや・・・早くから感じてはいたけど、はっきりと意識出来たのが最近の事だ。
まぎれもなく学びを突き動かすのは「その部分」なのだが、少なくとも高校までは
「その部分」は点数評価にならない部分だ。それが弱点と言えば、弱点。
また、「その部分」はマニュアル化も出来ない。だから塾では「その部分」は存在できない。
残念ながら今どきは公教育でも・・・・・
美意識を育てるのには時間がかかるし、きれい事だけで育つものでもない。
泣き、笑い、悲しみ、怒り、希望、絶望・・・それらが入り混じった、ドロドロした物から、意外にも育つ。
だから私はそういうものすべてを使って子供を育てようとするし、今ここでそのように生きている
子供たちの姿もなるべくここに記す。
せめてイニシャルで?なにを言われますか・・・ここに書いている名前はすべて仮名ですよ。
それでいいじゃないですか。人が成長して行くのは失敗を重ねてだ。
恥ずかしいことが多いけれど、それが人の本来だと思う。きれいなだけで生きる人はいないし、
それが恥ずかしくもない。それを恥ずかしいと思う人は私達のそばへ来なければいいだけのことだ。
そうか、お前達7人は恥ずかしくてもかまわないんだな。ビシビシと、厳しく育てるぞ。
その覚悟があるのなら、さあ行こう。もっとはっきりと美しいものが見えるように。
高1の最初の数学は明日からだ。

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