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演劇フェスティバル

タイチがひょっこり顔を見せた。この春大学を卒業で、就職も決まったようだ。
タマノイ酢・・・や、お酢の会社へ行くのか。企画や販売を手掛けるのだろう。
たくさん試飲もしなくてはならないだろうに、え?お前、アレルギーがなかったっけ?
麦と乳製品はダメ?酢は米だから大丈夫?なるほど、ビール会社には行けなかったわけだ。
「はあ、うちの劇団も酒はあまり飲みませんし」 「劇団?」
タイチが能や狂言を見に行くことは聞いていたけど、演劇もやってたんだ。
7日の土曜日に学生最後の舞台があるらしく、パンフレットを見せてくれた。
「第36回京都演劇フェスティバル。演目“煙が目にしみる”」
へえ~出演にタイチの名前もあるぞ。で?どこでやるんだ?
京都府立文化芸術会館・・・どこにあるんだ?府立医科大の向かい側?
パンフレットを見ていて、ふと、気付いた。
「こういうのって“チケットを売れ!”って、ノルマがあるんじゃないのか?」
タイチは言いにくそうにした。「いや・・そのう~・・・あるんですが・・・」
「はっきり言え。で?いくらだ?前売りで1500円?」
就職祝いに1枚購入した。ふふふ「へたくそ」って野次りに行ってやろうか?
しかしこの頃の観客に、そういう反応はまったくないらしい。野次ることもないし、拍手することもない。
「ダメだろ、それは」 「はい、このままだと演劇は滅びるかもしれません」
そうか・・・ま、滅びはしないだろうけれど、半年も練習して披露するのに、拍手もないのか・・・
下手なら下手と言ってやればいいし、うまければ思いっきり拍手してやればいいのにね。
面白そうだ、土曜の卓球の練習は休んで、見に行ってくるとしよう。

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