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運・不運

テストというものは、まあ、実力通りの得点になるものだが、高度な意味での運・不運はある。
運に左右されない実力をつけるのが理想だが、うちの何百人もの卒業生でも、
そんなことが出来たのはユカと康太くらいしか今は思い出せない。
そんな割合は「例外」なので、誰でも運に左右されてしまうということだろう。
相次いで母ちゃん達が進路の相談に来られる。「E判定からの逆転って、あるんですか?」
忘れていたけど、けっこうあるんですよ、これが。
康太と同級のユウカは60点ほどのマイナスを後期試験400点満点で逆転したし、
去年は前期試験で25点のマイナスをゲンキが、後期試験で30点をショウが逆転している。
もちろんどれもがE判定からの逆転だ。ユウカとショウは配点の1割以上を逆転している。
これは私でも信じられないことで、よほど運がよかったのだろう。
自分が出来ても、周りも出来れば逆転しないし、自分は出来たけれど他は出来なかったという幸運だ。
ただ、ユウカもショウも、教科が数学の1教科だったから、こんな逆転も起こりえたのだと思う。
これが国語や英語、社会だったら、こういう逆転は不可能だ。差の出にくい教科だから。
ミユのセンターも結構やられてしまった。2次では面接と論文しかない。
ミユより実力は下回るタイスケはセンターで取ったこともない最高得点でミユを上回った。
それも実力のうちと言われればそれまでだが、やはり運・不運があったと思う。
さあ、タイスケはどこへ出願するかだが、ありがちな錯覚をしている節がある。
学科のネーミングで、「この大学の、この学科でしか、こういう勉強はできない」というものだ。
これは多くの高校生が勘違いすることで、そういうことはない。
大学の特色はあっても、農学なら農学部で、学生の4年間で勉強する内容はそれほど変わらない。
「これが勉強したい」と言っても、それ以外にもいっぱい勉強しなくてはならない。
それらのほとんどはどの大学でも似たようなものだ。
「この勉強がしたい」というのは大学がというより、どの教授がやっているかであり、
それはもう大学院以上での話になる。そんなことが高校生にわかるわけがない。
大学の4年間は懸命に勉強して、その世界がよく見えるようになり、
「このあとはこの先生に教わろう」と、院で動けばいいと思う。
最初から「この大学の、この学科」などということはあり得ない。
さあ、この1週間で、すべての願書を提出しなくてはならない。

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