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恐ろしく難しかった数学

新課程になると「ご祝儀」で、センターテストは必ず易しくなっていた。
私の知る限り今回初めて難しく、しかも恐ろしいほどに難しくなっていた。
数Ⅰ・Aこそ平均点は60ほどになりそうだが、「知っているかどうか」の問題は数学だろうか?
「2次関数のグラフの形を知っているか」「命題の否定は知っているか」
「データ処理の第3四分位、箱ひげ図って言葉、知っているか?」 知らんわい!それがどうした!
このデータ分析というのは新しく入ったものだが、定義だけを扱っている。
「サイン、コサインの定義を知ってますか?公式がわかりますか?」
だけを問うているようなものだが、これを高校の数学でやらせる意味が私にはわからない。
「数学ではない、別のものだ」と思うのは私だけかと思ったら、ほとんどの現場教師もそう思っているみたいだ。
確率論、整数問題、図形も「ただ書きだす」みたいで、これを数学的考察というのだろうか?
6年後にはなくなるセンターテストだが、こんな問題ならすぐにでもなくした方がいい。
数Ⅱ・Bは、ほとんどの生徒がパニックになったと思う。
どの問題もいくつかの分野の融合問題になっており、全体を知っていないとさわれもしない。
数列では数字の循環が扱われており、誘導されなかったら京大に出てきてもおかしくない。
最後の指数法則など私もうっかりミスをしたが、生徒はそこまで行けなかったようだ。
4年前の康太の時の数Ⅱ・Bも難しくて大変だったが、平均点は51点。
今回は河合塾が早くも予想平均点を発表したが、それはなんと42点。4年前の比ではない。
しかもこれだけ難しくなると、平均点も意味をなさない。
数学力のしっかりしている子は崩れないが、少しでも弱い子は点数にならない。二極化するのだ。
数Ⅱ・Bは真子でも60点台で、これでもやられているがましな方だ。
たいていは20点ほどにされてしまう。しかし、ユウカは崩れず86点。そういうものの平均だ。
文系のサキコは語学と社会は十分だったが、数学と理科を崩されてしまった。
けれど、ま、み~んなが崩れているのだから、あまり気にしないでおこう。
カイは大崩れせず全体的に踏ん張れていて、これはもう2次勝負だ。
ミユは数Ⅱ・Bはやられたが、これは看護科には採点に入らず、生き残った。
力の弱かったタイスケは数Ⅱ・Bで崩れず、数Ⅰ・Aは93点。どこか国立大は・・・・・
真子は数学・理科は「普通」だが、英語と国語がものすごい。いつも通りだ。
合計では少しマイナスになるだろうが、ボーダーあたりになるだろう。
すごかったのはユウカだ。数学は9割で「大もうけ」し、英語・理科は8割、苦手の国語7割。
これは大学を一つランクアップしてもいい。2次力が抜群だから、もう負けないね。
ユウカ本人はそういうことがわからないから、
「これで第一志望が受けられますか?受けてもいいんですか?」
なんて言ってるけど、それはもう楽勝だろう。
とはいえ、ここで気を抜くと逆転されることもある。あと一ヶ月、ビシビシと勉強させる。
とんでもないセンターテストだったが、何とか切り抜けたようだ。

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