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松下村塾

8時ちょうどに康太がチャンネルをさっと変えた。大河ドラマの1回目らしい。
松下村塾?聞いたことあるぞ。吉田松陰だ。場所はどこだっけ?え?山口県・・・
主人公は松陰の妹・文だそうだが、二人の生い立ちが語られ、思わず引き込まれていく。
時代は明治維新の18年前。日本が海外からの侵略を恐れていた時代だ。
虎二郎(松陰の幼名)は21歳で長州藩の指導的立場になろうとしていた。康太と同い年だ。
しかし虎二郎はその時代に叫ぶ。
「何のために学ぶのか?家のため?よい職に就くためか?違う!
 ひたすら賢くなるため、ただ自分を磨き、より確かに生きるためだ!」
私も康太も息をのんだ。確かにその通りだが、その時代にそれが言えたのだろうか?
ちょいと検索して調べてみた。どうやらとんでもなくスケールの大きい人のようだ。
とにかく外国人と話をしたがる。日本の規則を破ってまで外国船に乗り込もうとする。
何度か投獄もされるが、出獄すると松下村塾でも教えたりする。
いや、教えるのでもなく、松陰は塾生と共に語り、共に考えるというスタイルだったようだ。
最後に何かの罪で再び捉えられ、江戸で処刑されている。30歳だった。
こ・れ・は・・・ものすごい。本物の学びの人であり、教師ではないか。
初回からその一端が描かれている。仲間が持ち込んだ「禁書」を皆の前で破り捨てた。
「禁書だから破りました。しかし無駄です」 懐から本を取り出す。
「ここに同じ本があります。こういうものはいくらでも出てきます。
 外国の書物だから、国が禁じるからと、なぜ読んではいけないのですか。
 すべてを読み、それがよいか悪いかを、なぜ自分の頭で考えてはいけないのですか?」
・・・たぶん、虎二郎は生まれるのが早すぎたんだな。時代が虎二郎に追いつけなかった。
このときの虎二郎を今の日本に連れてきたいものだ。
今の学校を、松陰がやっていた頃の松下村塾に変えてもらいたいもんだ。
1回目を見終えて家族4人がホウと息をついた。これは腰を据えて見続けることにしよう。

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