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改革はできるか?

ニュースで「明日はクリスマスイブ」というので「ああ、そうだったか」と思い出した。
中3・高3を仕上げるのに必死で、世の中のことがわからなくなっている。
それに、6年後の大学入試変更の答申が出て来たので、それも気になっている。
センターテストはなくなり、基礎的な問題のテストを複数回やり、一番いい得点を持ち点とする。
大学本入試では総合問題とし、とある首脳会議で首相がワインを勧めたが、
「その歴史的意味は?赤ワインの成分について化学的考察」などの設問は英語で書かれており、
それを集団で議論する。最後に面接し、「人を見て」合否を決める。
・・・正気の沙汰とは思えない・・・そもそもこれ、高校生のやることがすごく増えますよ。
教科の勉強は変わらずにやらなくてはならない。
評価の対象になるからクラブに頑張り、何度もボランティアにも出ていかなくてはならない。
ディベートや論文の練習もしなくてはならないし、飲めもしないのに酒のことも覚えなくてはならない。
はたして・・・高校の3年間で、これだけのことがこなせる子などいるのかどうか・・・
いったい誰がこんなことを考えるんだ!?頭で考えているだけで、子供の成長など少しも考えていない!
全員と面接しろだって?10万人が受ける私立大学だと、それだけで数年かかりそうだし、
本当の理解になど到達する暇はないから「形だけ」対策をとって来る生徒ばかりになるし、
いったい何を、どう「見抜く」というのだろう?見抜ける人材はいるの?
アマゾンに注文しておいた岡潔さんの本が届いた。50年前の本だがとても面白い。
内容がすごすぎて、まだ読みふけるばかりだが、岡さんは当時から教育を憂いている。
今回の答申などを岡さんが読んだら激怒しただろう。
岡さんが「こうしてはならない」ということばかりだ。
当時岡さんが言われていた「情操教育」など、今の教育現場から消えて久しいのだが、
時代背景もまったく違うのだが、「なくしてはならないもの」がたくさん語られている。
答申を作った「教育学者」達は、そういうものを読んだことも、考えたこともないのだろう。
「どうやったら、うちの中・高校生の教育を守れるだろうか?」
そんな事ばかり考えるから、クリスマスなど遠いものになっている。

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改革についての意見には概ね共感しますが、ひとつだけ。中教審は、教育学者の集まりではないです。30名の委員のうち、教育学者は、わずか2名だけです。我が国の教育に教育学者の出る幕はあまりないです。不思議なことですが。

Re: タイトルなし

我が国の教育に教育学者の出る幕はあまりないです。不思議なことですが。

そうなんですかあ・・・もう少し子供の成長を考えた改革にしてほしいですね。
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Author:河原
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