FC2ブログ

試されるもの

昨日で小6の授業が終了した。もう、小学生を見ることはないだろう。
10ヶ月ほど見て来て、「考えてみること」に、ずいぶん馴染んだと思う。
まだ目立っていないがアサトなんかは相当に数学は出来る。びっくりするほどに。
どんなに文章を複雑にされようが、きちんとその要素を抜き出し、数式化出来る。
中学・高校で突出するであろうその才能は、点取りなどに煩わされてはならない。
数学の奥深くを見ることだけにその目を使うべきで、気をつけて指導しなくてはならない。
リュウジ・カリン・サキ・マホは普通に出来る。
抽象化がまだよくわからないところはあるが、それは中学で鍛えるものだ。
この子達はそのまま中学へ上がり、試験などで試されることはない。就学前なのだから。
高3・センター数学も、平常授業は今日で終わる。1月にも2回あるが、それは無料だ。
この子達は1ヶ月後にセンターテストを受け、私立大なら直後に試験が始まり、
国立大はセンターから1ヶ月後だ。
点数に追われるわけだが、昔から私には、それは点数ではない気がしている。
「お前はここへ来るまでに、大人になろうと、どういう準備をし、どのような生活をして来たのか」
そういうことが問われているような気がしてならない。
「与えられたものをこなす」で、そこそこ点数になるのはセンターまで。
国立大2次試験や看護系の面接では、それは評価されないと思う。
康太は今年最後の物理の授業を終えると、1時間ほど生徒と話をした。
「なんか聞きたいことある?」「高2のこの時期、どんな勉強をしてたんですか?」
康太は全教科について話をした。
学校で学ぶこと、塾で学ぶこと・・・それらをどうとらえ、それ以外に自分はどう動くのか。
高3の時には数は少ないが、必要な問題集は自分で調べ、自分で買って来た。
やれない量の問題集を買うことはなかった。買ったものはきちんとこなした。
そういう準備の仕方が大学で学ぶに足るものであり、自然に扉が開いたように思う。
私が生徒に求めているのはそのような姿勢が取れるようになることだ。
問題を与えられ、それをこなすだけ、などというものは求めていない。
冷たいようでも突き放す。「もう、自分の足で歩け」と。
卒業生が国立大へ進む割合は6割ほどになるが、そういう姿勢が評価されたとしか思えない。
今年の高3達も間もなく、そういうものを試される。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

河原

Author:河原
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR