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数学者 岡潔

私立高校が試験中なので、昨日の授業は一コマ目の高1でおしまい。
早く家に帰ってテレビを見ると「世界の天才たち」を紹介していた。
解説者は「今でしょ」の林先生。こういう解説をやらせると面白いね、林先生は。
「天才ハッカーどうしの戦い」「歴代IQ最高値の女性」「チェスの世界チャンピオン」どれも面白い。
チェスの世界チャンピオンはアメリカ人だが、国の言うことを聞かず指名手配された。
捕まったのは日本で。将棋名人の「天才羽生」が彼を助けようと動いたそうだ。
前世界チャンピオンもアメリカ大統領に嘆願書を出した。
「彼を捕まえるのなら、ぜひ私も捕まえて同じ留置場へ入れてください。チェスの駒と一緒に」
天才のことは同じ天才が一番よくわかるということだね。
最後に紹介されたのが日本人数学者の岡潔さん。
「誰?それ?」「松本前総長が最も敬愛する数学者やで」康太は知っていた。
「多関数理論」とかで世に出た人だが、同じ数学者にもよくわからない理論で、有名にならなかった。
へえ~、若くして決闘で死んだフランスの数学者ガロアみたいな人が日本にもいたんだ。
ガロアの理論も理解出来る数学者がおらず、やけになったガロアは、
女性の取り合いで決闘になり、撃たれて死んだ。
岡潔さんは康太の先輩で、京大の数学教授も務めたが、奇行でも知られた人だったようだ。
電車の席では幼児のように正座して外を見る。
景色を眺めて「自然と一体化」すると、数学のアイデアが浮かびやすくなるかららしい。
公園で大声を出して歌い続ける。やりたいことを、やりたいときにやるのがいいらしい。
小学生だった娘にクラスの先生が「お父様がまた、大声で歌われてるそうだ」と伝えると、
娘さんは父のもとへ行き「お父さん、帰ろう」と言えば、すぐにやめたようだ。
天才とは、やることにきちんと筋が通っているらしい。
「バックボーンがなければ奇行・変人だが、私はバックボーンがあるから、そうじゃない」
・・・なるほど・・・・
「西洋人は直感型だが、日本人は情緒型だ。そのように教育するのがいい」
松尾芭蕉は素晴らしい情緒を表現したので岡さんは大ファンだった。
「あなたが数学をやることで、世にどのような貢献をされてるのですか?」
記者に問われて岡潔は答えている。
「野に咲くスミレは、スミレとして咲いているだけで、春の野に貢献しようなどとはしていない。
 ただスミレとして咲くだけで意味があり、素晴らしいのだ。私もただ数学を食べて生きてきただけです」
私も康太も真子も、ジ~ンとした感動に震えた。
さっそく今朝検索し、4冊の本を発注。
読んで面白ければ、来年の読書会で読んでみようと思う。

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