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30期生

来年度の生徒名簿の準備を始めた。今度の中3、今の中2が・・・30期生!
そうか・・来年が30周年になるんだ。改めてみるとびっくりする。
1期生が中3の時から始めたから、中3が何期生かでわかるようになっている。
と言うことは・・1期生は来年45歳になるんだ。なんだか・・・すごいねえ・・・
ただ、こんなに続けられたことに感謝こそすれ、特に感慨はない。いつもの仕事を続けるだけだ。
30年前に「文無し」で始めて、結婚したのが5年目だったかな?
相変わらず金はなかったけれど、カツカツでも食べられたから、私に不満はなかった。
ただ、康太が生まれると「この子の腹をすかせてはならない」と強く思ったね。
自分の腹が減るのは我慢すればいいけど、子供が腹を減らすのは耐えられない。
教育とは何なのか、どうあるべきなのか・・・その芸術性を追求する姿勢は変わらなかったけど、
少しは金のことも考えるようになった。
それでも仕事量の割には儲かりもしなかったけれど、金のかからない散歩が家族の楽しみとなり、
安いものしか買えもしなかったけれど、康太は今まで「何不自由なかった」と言う。
金は貴重で何でも買うことが出来るけど、幸福はその額では決まらないとつくづく思う。
おまけに8年前、こんなにすごい教室まで建てられた。30年前には予想もしなかった。
今もたくさんの子らがここに集う。・・・ありがたく、私は幸福者だとしみじみ思う。
天気がいいので、フリースペースの足元のマットを干すことにした。
2階のベランダに持って行き、手摺にバンバン打ちつけて埃を払う。けっこうな量だ。
きれいになって太陽に照らされたマットが、今日の生徒達の足元を温めてくれますように。
私が30年続けてきたのはこういうことなんだなあと、マットを干しながら思った。
そういう目に見えない仕事を、これからももう少し続けていくことになるんだろう。

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