FC2ブログ

はるかなる頂上を目指す

私が小・中学生に卓球を教える場合、まず、その子の特性を探ることから入る。
身体的特性は何なのか、性格的特性は何なのか、などだ。
一言で「強い」と言っても、卓球にも様々な強さがある。
強いボールが打てる、切れの良いボールが打てる、すごく回転をかけられる、ものすごく速い、
壁のようなブロックが出来る、相手を観察できる、いくらでも粘ることが出来る・・・
それらのどれかが優れていれば県チャンピオンになれるし、3つも優れていれば全国のトップだ。
だからその子の能力を最大に引き出せる戦型と練習メニューを考えるようにする。
最初はおぼろげに決定し、練習させるうちに少しずつ変化し、強化するようになる。
そして私が人と変わっているとすれば、数学教育でも同じように考えるところだろう。
「こういう公式があって・・・」などとは決してしない。「点さえ取れれば」とも考えない。
数学の成り立ちを考えさせながら、その子の特性を探る。それは卓球とまったく同じだ。
数学の練習もトップクラスのレベルで臨む。もちろん段階にもよるが、妥協はしない。
毎週カンナやカリンがやっている練習と同じだ。少し馴染めばその練習も楽しくなる。
いい練習をしていると思うが、だからと言ってそれを毎日やらせようとも思わない。
子供は「いいもの」だけで育つものでもないからだ。たくさんの「無駄に見えること」も食べさせた方がいい。
ビタミンなどのサプリメントはそれを補うことは良くても、それだけで育つわけがない。
1週間に25時間、30時間、卓球だけやらせる、数学だけをやらせるなんて、
サプリメントだけをガンガン注入するようなもので、私には狂気の沙汰にしか見えない。
今日は13歳以下の全日本卓球大会で、カリンは滋賀県にいる。
各都道府県の代表選手たちの1週間平均練習時間は24時間ほどで、10時間以下はカリンだけ。
それでも2回戦から登場し、沖縄県の天才少女を破り、3回戦では去年の全日本8位の子と
戦うのかと思ったら、その子が敗れ、勝ち上がった選手にカリンは勝ってしまった。
これで堂々の中1以下全日本のベスト32だ。
今日の4回戦の相手は、今年の小学4年生以下の全日本チャンピオン。相当強い。
名前的には完敗だが、実際の試合はやってみないとわからない。カリンも相当強くなった。
昨日の夜とてもうれしそうに「勝ち上がりました」と電話で報告してくれたカリンに、
「明日のチャンピオンも倒そうぜ、集中だ、頑張れ!」と伝えておいた。
勝てば全日本のランキングまで視野が広がる。
週1回の指導でもそこまで楽しみが広がるのも、卓球も数学も、私の中では同じだ。

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

河原

Author:河原
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR