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新鮮なノーベル賞

青色LEDの開発で赤崎・天野・中村の3氏がノーベル賞を受賞された。
すごいねえ、嬉しいねえ、誇らしいねえ。
ダイオードって電流を一方向にしか流れなくして、交流を直流にする「整流器」として開発されたけど、
誰かがそれが光ることに気がついたんだろうな。熱を出さず、わずかなエネルギーだけで済む。
これを利用しない手はないのだけど、赤と緑の光は出せたけど、青が出せなかった。
光の3原色で、この3つが合わさると光は白くなる。普通の蛍光灯のようになる。
ところが青は難しくて「今世紀中には無理だろう」と言われていたのを、赤崎・天野さんが成功。
しかし青は出せたけれど光が弱くて実用化が出来なかったのを、中村さんが強くすることに成功。
ついに安くて丈夫で、電力のかからないLEDライトが売り出され、ノーベル賞となった。
3氏の言うことがそれぞれに違い、とても面白い。赤崎さんは85歳で名城大教授。
「好きなことを続けてきただけで・・・やはり人は好きなことしか出来ないし、やるべきですね」
そのお歳まで続けてこられた方の言うことに間違いなどなく、その通りだ。
だけど・・・若者が「何が好きか」を見つけることって本当には難しく、続けることはさらに難しい。
天野さんはその事を悟り、54歳の今もまだ修業中だという、名古屋大の教授だ。
「私なんかがそんな賞を・・・いただいていいんですか?
 そりゃあ若い頃はうぬぼれたり、自分のことを自慢したこともありましたが、
 研究を続けるうちに自分の鈍臭さ、才能のなさを思い知らされました。
 頑張ることしかとりえはなく、家庭も顧みず仕事に没頭してきました。夫として、父としては・・・落第の男でしょう」
こ・・これは・・・私だ、私のことだ!私も同じような人生を歩んできましたよ。
60歳の中村さんは愛媛出身で徳島大へ進み、徳島の会社に勤め、四国から出たことがなかった。
「数学だけは出来たが他は2の田舎者」が、今やカリフォルニア大教授。
徳島の会社で青色LEDの開発に成功し、会社は数千億の利益を上げたが、中村さんが受け取ったのは2万円。
「正当な報酬を」と裁判になったことは記憶に残っている。
裁判では2百億円の報酬が提示されたが8億円で「和解」し、日本を飛び出した。
「日本の終身雇用は、それはそれで安定し、素晴らしいものですが、起業出来ない。
 アメリカは融資が充実していていくらでも起業でき、成功すればそれに見合う報酬がある。
 それもまたアメリカのいいところです。ところが今日本人学生の留学が激減している。
 バランスが崩れています。これは日本にとって、好ましいことではありません」
四国から出たことのなかった人が、今やものすごい視点に立っておられる。
なるほど・・・康太もどこかへ留学させ、視野を広げさすのがいいねえ。
三者三様の素晴らしい研究者達に、拍手!

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