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ピザに思う

食べるピザかと思ったら、国際的な学力診断テストだそうな。
読解力・科学的知識・数学力。国際的順位がどんどん落ちていた日本は「下げ止まった」らしい。
どれもが8位あたりだが、読解力は15位からのジャンプアップだ。
とたんに画面が切り変わり、小学生の前に立つ先生が誇らしげに言う。
「“朝読書”といって、朝一番に読書させています。ただ読むのではなくて、感情を込めて音読させます。
 文章の意味をよく読み取るようになりました」
なるほど・・・さらに「意味はわからないけど銘文の暗記」も入れるとベストかな。
今まで「英語だ、英会話だ」を騒ぐばかりだったけれど、その割に英語力は地に落ちたけれど、
ようやく「国語力」を言い始めてくれたかな?
国語力の重要性は多くの知識人が言っていたし、私も15年ほど言い続けたけれど、
マスコミや一般の人の意識がそこへ行かなかった。その意識が高まることを願う。

ピザのすべての部門で1位となったのは中国の上海。
再び画面が変わって、上海の小学生の猛勉強ぶりを映す。小学3年生へのインタビュー。
「毎日8時間勉強しています♪」
・・・学校以外で・・・だろうなあ?隣で見ていた康太がつぶやく。
「そんなことして・・・教科書のことしか知らずに大人になるのか?
 ろくなもんやないやろう・・・よかった、俺は小学校では遊んでおいて」
私もそう思う。何でも徹底する中国らしいと言えば、らしいけれど。
疑問に思うこともあるよね。教師が小学生にさかんに言っている。
「自由な発想で、自由に何でも発言しなさい。もっと豊かに」
ノーベル平和賞を出すまでもなく、大人になると「自由にものが言えない」国なのにねえ。

上海のやり方に文句を言うつもりはない。しかし同じことをやらせようとも思わない。
その年齢でしかやれないことはたくさんあり、出来るだけたくさんやらせておいた方がいい。
もちろん全部は出来ないけれど、やれる範囲で、出来るだけたくさん。
子供は無条件で学ばなくてはならないが、スポーツも音楽も読書も・・・
子供の時にその素養を見に付けておかないと、大人になってからでは「しんどい」ことって多いね。
「8時間勉強」の小学生を見たコメンテイターは、苦笑しながら言う。
「勉強は出来ても常識知らず・・っていう、どっかの国の政治家みたいにならないかねえ?」
けれどこれって、やってることが「勉強」だから言うわけで、
同じ小3が「毎日8時間サッカーやってます」と言っても「頑張れよ」としか言わないね。
私はおかしいと思う。小3で「勉強だけ」も「サッカーだけ」も同じことだと思う。
どうして「勉強だけ」の子に「サッカーも」とか、「サッカーだけ」の子に「勉強もやれ」って言わないのかな?
私なら言う。
小学・中学時代など、「たくさんの素養」に触れさせておくべきだと思っている。
その「方向性」を修正し、見守ることが、我々教師の仕事だろう。

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