FC2ブログ

教育の勘違い ①

教育実習で行った小学生のクラスに、卒業生は唖然とした。
教師は教壇で大声を張り上げているが、誰も話など聞いていない。
平然とマンガ本を広げ、ワイワイと話をしているのは「塾組」。
もう塾でそんなことはやったし、テストで100点もとれる。話など聞く必要はないようだ。
所在なさげに話すか寝ているのは「落ちこぼれ組」。
教師の話を聞いてもわからないし、うるさくて集中も出来ないし。その結果、学力差は甚だしい。
担任は職員室で卒業生に言う。
「まあね、授業にはならないけど、皆元気だし、可愛いだろ?」
・・・どこが可愛いんだ!教師も生徒も皆、勘違いも甚だしい。
小学生の算数なんて基本「加減乗除」が出来ればいいわけだから、底は浅く、本当の賢さなど測れない。
小学生に学校のテストで100点を取らせることなど簡単なことだ。
しかし小学校の100点と、その子の数年後とは何の関係もない。
九九を覚えたり、分数の扱いを覚えることは後に必要なことだけど、「覚えること」自体は賢さではない。
塾でちょいと解き方を練習して覚えること・100点を取ることが賢さだと勘違いさせる方が問題だ。
それは本当の賢さではないのだから、高校あたりで賢さの「本質」を求められても対応できなくなる。
小学校時代の「受験秀才たち」がその後、どこへ行ったかわからなくなるのはそれが原因だ。
けじめをつけて遊ぶ時は遊び、授業は時間を守って教師の話に耳を傾ける。
そういうことがその後の「賢さの元」となるのに、そういうことを全く身に付けないで、
「100点取れるから」なんてやるのだから、当然圧倒的に潰れていくわね。
小学校で身につけるべき賢さはたくさんあるのに、まったくそれをないがしろにして、
なにが「本当は可愛いんだよ」だ!!全然可愛くなどないわい!
本当に可愛く思うなら、そういう授業形態を続けていてはいけない。
それが中学でも高校でも、大学までも続いてしまい、教師や教授がうんざりするだけだ。
けれど現実として、そういう生徒に「バカ者が!」と怒鳴るだけで、教師の首の方が飛ぶ。
ただご機嫌を取って「卒業してくれるのを待つ」となっても、仕方ないかもしれない。
このままじゃあいけないことは、現場の教師は誰もが知っているはずだが、どうしたらいいのだろう?

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

河原

Author:河原
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR