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コンピュータ時代

へえ~、アップルも腕時計型コンピュータを出すんだ。
どんどん便利に、何でも検索、何でも知って・・・それは便利だけど、人間の方が追いつかないね。
どこのスーパーで安売りしてるとか、どの店がうまいくらいならいいけれど、
歴史上の、誰も知らないようなことを1つ知ったからって、全能感を持たれても困る。
ある大学教授のもとへ電話がかかったという。
「あんたの出した本ね、ここの記述は間違ってるよ。本当はこうだぞ」
「あなた、それをどうやって知りました?」
「漫画で読んだんだよ。最近のこの漫画、あんた教授のくせに、知らないの?」
教授は黙って電話を切ったという。こういう人に、何を言っても無駄なことを知っていたのだろう。
歴史上の出来事なんて、その背景を探り浮かび上がらせるものだ。
漫画の作者はひょっとしたら少し歪曲して描いたのかもしれない。
しかし電話の主はそんなことどうでもいい。何かで知ったかどうかだけなのだ。
知ってるかどうかの量が知識量だと勘違いしている。
知識・・・賢さとは、そういう情報を整理し、構築していくことだけど、今は情報量がそれと思われてしまっている。
指先一つでどんな情報も検索できるけど、それだけでは目の前の出来事も、人も判断できませんよ。
目の前にいる人が信用できるのか出来ないのかを判断するって、けっこうな修練がいる。
何度もひどい目にあわされたり、時には助けられたりと、血みどろの修練が必要だ。
おいしい店はいくらでも検索できるけど、結局は自分が行って食べてみて、自分で判断するしかない。
学校の教科も同じ。単語をたくさん覚えたからって、英語がわかるわけではない。
コンピュータ時代だからこそ、私みたいなおじさんが生徒に伝えなくてはならないことが、たくさんある。

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