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スポーツ事情

カリンのように都道府県の小学生チャンピオンとなり、全国大会でもいくつか勝つと、
自然と全国の中学から誘いの声がかかるようになる。
全国で勝とうとする中学や高校は、そうやって全国から生徒を集めようとする。
「地元の選手を育て、地元の選手だけで」なんてやっていたのは50年も前の話で、
とっくに選手の争奪戦になり、それでも足りなければ中国から留学生を取るほどだ。
京都ではどうかと言うと、中学はその争いから撤退し、全国で勝てるチームはない。
高校で辛うじて、東山と華頂が頑張っていたが、どうやら存続があやしくなっている。
だから「全国で勝ちたい」と願う京都の小学生は毎年、岡山や九州の
有名中学へ行く選手が目立ち始めている。
しかし・・・それは基本的に「ろくなもんじゃない」と私は思っている。
全国の戦いというのは、まともな戦いではない。
すでに全国でベスト4に入るほどの選手ならともかく、予選にも勝てない選手が行っても、
淡い夢を砕かれるだけだ。
そういう学校では選手は勝つことを義務付けられており、勝てない選手などいらないのだ。
練習でもろくに相手をしてもらえないし、怪我でもすれば「ポイ」と捨てられるだけ。
「あんまりにも理不尽だ~~!」と怒り狂う選手や親を、どれほど見て来たことか。
成績は「オール2」が理想。1だと落第するし、まちがって4や5を取ってしまうと
「そんなに勉強したら、試合に勝てない。成績を落とせ」と怒られてしまう。
卓球だけをやる中学・高校時代を過ごすわけだが、ほとんどの選手は無名のまま終わるし、
チャンピオンになれた選手でも引退時に、「自分の勉強量の足りなさ」や
「世間知らずさ」に思い至り、愕然とする。そういう人生は・・・リスクが高すぎる。
カリンなどはまだ子供だから「卓球だけして、全国チャンピオンになって」としか考えないし、
そのリスクや「その後」など、考えられるはずもない。そこは指導者や親が見極めてやらねばならない。
せっかくのお誘いだが、中学は黄檗中でいいだろう。本当に能力があれば、どこでも強くなる。
それでも全国が狙えるほどになれば、大学あたりで「勝負しようか」ならいいだろう。
出来れば「いつまでも続けられる」スポーツでとどめておく方が安全だ。

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