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卓球との関わり ①

私が子供の頃、黄檗の京大は戦時中の軍隊の建物をそのまま使っていた。
レンガ造りだが平屋で、見た目にはボロボロの掘っ建て小屋ばかりだ。
その一つが院生のレクレーション小屋だったらしく、卓球台が2台ほど置かれてあった。
昔の頃だから私達子供が勝手に入って卓球していても、誰も何も言わない。
時には(今から思えば院生だろう)おっちゃん達もやっていて、一緒に遊んだこともある。
しかし当時の私は野球の方が得意で、中学では野球部に入った。
そんなある日曜日、掘っ建て小屋で卓球をしていると、野球部の先輩達も遊びに来た。
一緒にやるのだが卓球は以前からやっている私達の方がうまい。
先輩達は面白くないのか、しばらくすると外にある私達の自転車のところで何やらごそごそしている。
外へ出てみるとタイヤの「ムシゴム」を取って空気を抜いていた。
「何すんねん!」ばつが悪いのか先輩は「文句あるんけ」「あるわい!!」
先輩の方が数は多いが殴り合いになった。通りかかった学生が止めに入り、先輩は逃げて行った。
翌日先輩達が私の前に現れ、「お前、生意気やから、野球部をやめろ」
「やめたるわい」それで私の野球人生は終わった。
高校では卓球部に入った。懸命に練習するのだが、中学からやっている連中にはかなわない。
下手でも続ければよかったのだが、私には中途半端に勉強への思い入れがあった。
中学ではぼんやりしていてろくに勉強しなかったから、高校では思い切りやろうと。
これも今にして思えばバランスよくやればいいのだが、誰もそんなことは教えてもくれず、
どう勉強するのか、どう卓球をするのかが、私にはまるでわかっていなかった。
真面目ではあったと思う。ただ、がむしゃらになるばかりで、フォームやバランスは悪く、
全力で走ろうとするばかりで、当然すぐに息切れしてしまう。それが息切れだとも知らずに。
私は2年生になる前に卓球部をやめてしまう。苦い思い出だ。
そこに「数学とはどういうものか」「卓球の練習の仕方とは」という発想があれば、
バランスよく続けられたかもしれない。もっと賢くなれたかもしれない。
私はわけもわからず、悪いフォームでがむしゃらに勉強することで、どんどんバカになっていったのだと思う。
そういう体験があり「バランスを考える」という、今の指導方法になってはいるのだと思う。
当時の私に今の私がついていれば、うんとましだったろうにと・・・時々思う。

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